Jフレームスクエアバットを樹脂製トイガンで初めて再現

　魅力的なスミス＆ウェッソンのリボルバーを続々リリースしているタナカから、樹脂製トイガンのメーカープロダクトとして初となるスクエアバットフレームの.38チーフスペシャルが登場する。スミス＆ウェッソンがモデルナンバー制に移行する前、M36チーフスペシャルが「.38チーフスペシャル」と呼ばれていた頃、1950年代初頭に追加された「プリM36」と呼ばれるモデルだ。

チーフスペシャルの歴史に思いを馳せられるマニアックな1挺

　今回は数あるバリエーションの中から映画『JOKER』（2019年）の中でホアキン・フェニックス演じる道化師アーサーが同僚から渡された袋の中に入っていたモデルをチョイス。Jフレーム系の最新仕様であるM36バージョン2ガスガンをベースに、特徴的な4スクリュータイプのサイドプレート、階段状のフラットサムピースをリアルに再現。グリップもスクエアバットに相応しいものが選ばれている。

　ラウンドバットのM36チーフスペシャルに見慣れているとクラシカルな雰囲気が漂うスクエアバットはとても新鮮だ。オールドファンには堪らない1挺となっている。

タナカ
スミス＆ウェッソン .38チーフスペシャル（プリM36） 2インチスクエアバット “Joker” ヘビーウエイトVer.2ガスガン

DATA

• 全長：170mm
• 全高：115mm
• 全幅：33mm
• 重量：435g
• 装弾数：10発
• 価格：￥31,350（2022年12月中旬発売予定）
• お問い合わせ先：タナカ

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この記事は月刊アームズマガジン2023年1月号　P.20をもとに再編集したものです。