2022/11/27
SAAの革命児現る!! トルネード吉田も満足する「タナカ コルトS.A.A.45 4-3/4インチ(2nd)ガスガン PEGASASⅡ」
サンプルがついに完成! その全貌が明らかに
タナカのペガサス式ガスリボルバー第1弾として登場したコルトS.A.A.45 4-3/4インチ(2nd)ガスガン。本誌2022年7月号で3代目となる新型が開発中であることをレポートしたところ多くの方から反響があった。本誌でお馴染みのトルネード吉田氏もそのひとりだ。
「PEGASASⅡ」と名付けられた新型S.A.A.にトルネード吉田氏もご満悦!
実は7月号の制作時にファーストサンプルを吉田氏に触ってもらい、長らくタナカのS.A.A.ガスガンを使っている吉田氏にその印象を聞いてみたのだ。その時の吉田氏の興奮ぶりはハンパではなく、すぐにでも手に入れて所有しているタナカのS.A.A.ガスガンをすべて新型に交換したいくらいの勢いだった。
それから半年が経過し、タナカから吉田氏にサンプルを使っていただき、その結果をフィードバックしてほしいとの依頼が編集部に舞い込んできた。吉田氏はその依頼をもちろん快諾。11月上旬、タナカ本社で贈呈式が開かれた。
贈呈式の当日、興奮が抑えられない吉田氏。現物を手にしてさらにボルテージが上がりまくり。タナカ本社内のシューティングレンジで実射して、その驚きの実射性能を体感した。氏のファストドロウや曲撃ちにも充分追随してくれる。吉田氏は1代目と2代目(デタッチャブルモデル)を数多く所有しており、その圧倒的な違いに終始驚きを隠せなかった。
こうして無事に贈呈式が終了し、サンプルは吉田氏の手に渡った。その後、サンプルは11月13日に開催された西部劇しばりのサバゲイベント「西部劇ごっこ」で実戦デビューを飾った。そのイベントの模様は2023年2月号でレポート予定だ。
新機構「PEGASASⅡ」のメカニズムを少しだけ先出し公開!
あらためて新型の特徴を簡単にまとめると、ベースピンがライブになったことで実銃同様に抜き差しできてシリンダーアッシーを貫通・保持できるようになった。これによりデタッチャブルシリンダーに比べてシリンダーのガタツキやブレが解消され、作動性と命中精度が大幅に向上している。さらにバルブの張り付きを解消した新型バルブ、可変ホップアップシステムを搭載。それら以外にも多数の改良が施されている。従来モデルとは一線を画すハイグレードモデルとしてリリースされる予定となっている。
ガスリボルバーに革命を起こしたPEGASASが、20数年の時を経て自らの手で歴史を塗り替えようとしている。次号以降、吉田氏による詳報を掲載予定だ。
*写真は試作品です。実際の製品とは異なる場合があります
タナカ
コルトS.A.A.45 4-3/4インチ(2nd)ガスガン PEGASASⅡ
DATA
- 価格・発売日:未定
- お問い合わせ先:タナカ
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2023年1月号 P.18~19をもとに再編集したものです。