エアガン

2023/02/02

実銃同様ジェネレーションを重ねるごとに熟成「東京マルイ グロック17 Gen.4 ガスブローバックガン」

 

エアガンでも常に進化を続けるグロックシリーズ

 

東京マルイ グロック17 Gen.4 ガスブローバックガン

 

 ハイキャパシリーズと並ぶ東京マルイの人気モデルであるグロックシリーズ。意外と思うかもしれないが、東京マルイからは2000年にまずグロック26が、デザートイーグル.50AE、M92Fミリタリーモデルに次ぐガスブローバックハンドガン第3弾として登場している。あえて標準的なグロック17ではなく、小型化のための高い技術力が必要なモデルをチョイスし挑戦する姿勢は実に東京マルイらしい。そんなグロック26ガスブローバックガンはシャープなブローバック、高い命中精度を有する優れたサブコンパクトとして好評を博し、今なお人気が高い。
 2006年にはグロック17サードジェネレーションが登場。この世代ではグロック18Cやグロック34など多くのバリエーションを生んだ。そして2018年に登場したグロック19サードジェネレーションは内部構造を中心にリファインを敢行。直径15mmのシリンダーを採用し、ホップチャンバー周辺の構造を変更し、さらに外装をリアルサイズとした。

 

現時点での最適解を示したグロック17 Gen.4

 

東京マルイ グロック17 Gen.4 ガスブローバックガン

 

 そして2020年に登場したのが、ここで紹介するグロック17 Gen.4である。グロック19サードジェネレーションのブローバックエンジンを継承し、実射性能の面でさらなるブラッシュアップを図り、マガジンは従来モデルと共用可能。さらに2021年にはグロック19 Gen.4も登場しており、最新にして最良と言っても過言ではない完成度を誇る。

 

東京マルイ グロック17 Gen.4 ガスブローバックガン
実銃の特徴であるデュアルリコイルスプリングを再現。スライドの刻印もGen.4仕様になっている

 

東京マルイ グロック17 Gen.4 ガスブローバックガン
グリップはRTF(ラフ・テクスチャード・フレーム)が変更され、滑りにくくなっている。さらに自分の手のサイズにあわせてバックストラップ(4種類)が交換できる(写真は未装着状態)

 

東京マルイ グロック17 Gen.4 ガスブローバックガン
マガジンキャッチは大型化されてマガジンチェンジしやすくなった

 

東京マルイ グロック17 Gen.4 ガスブローバックガン
Gen.4用の9mm×19弾仕様のマガジン。装弾数は25発。従来型のマガジンと共用可能

 

東京マルイ グロック17 Gen.4 ガスブローバックガン
低温下でも安定して作動するグロック17 Gen.4は現在もっともバランスの取れたガスブローバックガンといっても過言ではない

 

 実銃のグロックピストルのようにジェネレーションを重ねるごとに熟成してきた東京マルイのグロックシリーズ。これまで進化してきたように今後もきっとさらなる更新が行なわれるだろう。ただ少なくとも現時点においてグロック17 Gen.4が傑作ガスブローバックガンのひとつであることは間違いない。

 

東京マルイ グロック17 Gen.4 ガスブローバックガン

 


 

東京マルイ
グロック17 Gen.4 ガスブローバックガン

 

DATA

  • 全長:202mm
  • 全高:138mm
  • 全幅:35mm
  • 重量:709g
  • 装弾数:25発
  • 価格:¥18,480
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年2月号 P.90をもとに再編集したものです。

 

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