2019/02/03
【結果発表!!】「読者が選ぶ!2018年トイガン大賞」
読者投票を集計した「2018年トイガン大賞」の結果を第10位からカウントダウンでご紹介!
第10位
「こんな銃をエアガンで再現したショウエイのこだわりに1票」
獲得票数:180pt
ショウエイ
G43 エアブローバックBBライフル
オリジナルシステムでブローバックするエアガンとして再現したショウエイの心意気・熱意に多くの方が感動したようだ。また、リアルな外観はモデルガン的要素もあり、マニアからも高い支持を集めた。
第9位
「ウエスタンマニア御用達。KTWが誇る傑作エアコッキングガン」
獲得票数:183pt
KTW
NewウインチェスターM1873カービン
実銃同様にレバーを起してピストンをコッキングするKTWのNewウインチェスターM1873カービン。KTW製品らしくリアルな外観と高い命中精度を両立させている。カウボーイアクティブシューティングに不可欠な1挺だ。
第8位
「ツウを唸らせる地味な外観に隠された高い実力」
獲得票数:210pt
東京マルイ
USP
トップクラスのハードなブローバックアクションや命中精度の高さは撃った人間にしたわからない。トータルバランスの優れたサバイバルゲーム用サイドアームとしてお薦めできる1挺。
第7位
「自衛隊ファンを驚愕させたハイパフォーマンス」
獲得票数:285pt
タナカ
SIG P220IC 陸上自衛隊 ブローバックガスガン
タナカが自信を持ってリリースしたSIGP220ICシリーズ。前作を撃ったことがある方ならその進化に驚きを隠せないはずだ。実射性能の高さだけではなく、このP220や第1位の89式小銃、第3位の三八式歩兵銃など、日本人に馴染み深い銃は人気があるようだ。
第6位
「ゲーマーから高い人気を獲得した使い勝手のいい1挺」
獲得票数:302pt
東京マルイ
電動コンパクトマシンガン スコーピオンモッドM
スコーピオンVz61を東京マルイ流にモダナイズドしたのがスコーピオンモッドM。コンパクトで軽量なボディと操作性のよさから、サバイバルゲームで愛用する方が多い。第3位のMTR16同様、トイガンとして使いやすさを重視したのが好結果を生んだのだろう。
第5位
「ガバメントの人気は不変だ!最新スペックでアメリカ海兵隊モデルを再現」
獲得票数:310pt
東京マルイ
M45A1 CQBピストル
アメリカ海兵隊に採用されたことで話題になったコルトM45A1 CQBピストルをガスブローバックガンで再現。2位を獲得したグロック19同様、バレル周りやブローバックエンジン、マガジンはほぼ新規で作られており、バージョンアップにとどまらない特徴を有している。外観のリアルさも秀逸だ。いつの時代でもグロックとガバメントはハンドガン人気を二分している。
第4位
「カッコいいだけではない! 実用性も備えるオリジナルカスタム」
獲得票数:324pt
東京マルイ
ガスブローバックマシンガン MTR16
ガスブローバックガンM4A1 MWSのバリエーションとして登場したMTR16。東京マルイのオリジナルカスタムながらM-LOKハンドガードやアンビコントロールレバー、バーチカルデザインを取り入れたストックなど、単なる見せかけではない高い実用性を兼ね備えている。リアルさよりも自分にとってカッコいい銃、スタイリッシュな銃が欲しい方たちからの支持を集めた結果だろう。
それではいよいよ、TOP3の発表です!
第3位
「大穴出現!? エアコッキングガン最上位はこの銃だ!」
獲得票数:455pt
S&T
三八式歩兵銃 エアコッキングガン
この3位という結果を誰が予測しただろうか。少なくとも編集部スタッフは誰も予測できなかった。安定した実射性能が得られるエアコッキングガンであること、木製ストックながら比較的手に入れやすい価格であることが、人気を後押ししたのだろう。また、コレクタブルアイテムというより、サバイバルゲームで使える実用品として受け入れられているようだ。
第2位
「首を長くして発売を待っていた方も多いはず。ハンドガン人気1位はやはりこの銃だ!」
獲得票数:760pt
東京マルイ
グロック19 サードジェネレーション
発表から発売までが長かったが、期待を裏切らない出来映えに多くの票が集まったようだ。特にバレル周りやブローバックエンジンは完全新規となっており、撃ち味、命中精度ともに時代に即して改良。単なるグロック17のバリエーションにとどまらない。そして、リアルサイズになったことで実物ホルスターに収納可能になったことが人気を後押ししている。まさに「最新モデルが最良」を具現化したモデルだ。
第1位
「東京マルイが満を持して送り出したガスブローバックライフルが、圧倒的投票数で堂々の1位を獲得!」
獲得票数:1020pt
東京マルイ
89式 5.56mm小銃 ガスブローバックマシンガン
自衛隊ファンのみならず多くのトイガンファンからの支持を集めた東京マルイの89式小銃5.56mm小銃ガスブローバックガン。実際に購入した方はもちろん、いつかは手に入れてみたい、まさに憧れの1挺と思っている方たちからの票が多かったようだ。東京マルイの徹底したこだわりから生れたトイガンとしての完成度の高さもさることながら、自衛隊制式小銃という日本人にとってエモーショナルな部分に訴えかけるキャラクターも多くの票を集めた理由だろう。
以上、上位10機種をご紹介しました。
(本誌3月号では第11位以降も掲載しています。ぜひあわせてご覧ください)
渡辺編集長の「トイガン大賞」総評
2018年を振り返る一言は、「AR系一強時代の終焉を強く感じさせる1年」
猫も杓子もM4を手に持ち、米軍またはPMCのコスチュームに身を包んでいるだけでは業界に未来も進展もないと長らく感じていた。
しかし2018年は、良い意味で私の予感は裏切られ、オリジナル製品のリリースや個性的な銃のモデル化が増え、サバゲで使っている銃、身に着けている装備はもちろんのこと、イベント自体も多様化が進んでいった。
この多様化の流れは、業界の伸張にもプラスになることは間違いない。周りに流されることなく、自分が良いと思うものを信じ、メーカー、ショップ、メディア、トイガンファンが新たなムーブメントを生み出していかなければならない。
この記事は2019年3月号 P.38~43より抜粋・再編集したものです。