東北最大のサバゲーイベント「因幡の白兎」取材レポート

 

東北最大のサバゲーイベント

 

 宮城県のジョーズポイントにて7時間耐久のサバゲーイベント「因幡の白兎」が開催された。10月22日に前夜祭、23日に本戦が行なわれ、今年で7回目の開催とあって総勢155人もの参加者が集まった。毎年笑いあり、涙ありの大規模なイベントの様子をレポートする。

 

 

 

因幡の白兎とは?

 

 毎年開催される「因幡の白兎」は主に赤色部隊、黄色部隊でゲームを進めるが、フィールドの治安維持や各部隊のバックアップを担当する青色部隊、現地で活動する民間人の白チームが存在する。7時間の間に様々なミッションが発動され、消火用の水汲み、敵本拠地の破壊、通信アンテナの破壊などが挙げられる。最終的にポイントが多いチームが優勝となる。今回は機械化兵団所属で相手の攻撃を一切無効となるアーマー勢が初めて投入されてゲームを盛り上げた。

 

ゲームが開始された直後の様子。黄色チームの士気は旺盛のようだ

 

青部隊の本拠地でこのゲームの運営をしているP.U.T.隊長さん。運営しながらプレイヤーとして参加している

 

赤黄色部隊を支援していたアーマー勢。フィールド内では無敵のため攻撃、防衛、陽動として各チームを支援していた

 

黄色部隊の容疑者を逮捕。このあと牢屋にて事情聴取という名の拷問を受けたとか…

 

青色部隊の職務質問を受ける報道カメラマン。数時間後、このカメラマンに青色部隊が壊滅するほどの攻撃が発生することになった(笑)

 

装甲車のガナー席から機関銃を掃射する青色部隊。やられたらひとたまりもない

 

装甲車を盾にしながら前進。装甲車内から数名下車戦闘し赤色部隊を殲滅していた

 

東京マルイのガスブロAKMをスタイリッシュにカスタムしている。10月の東北地方でも問題なく動作していた

 

マップと無線機を持ち、フィールド内の状況報告を行なっていた。作戦を遂行するには現地の偵察が重要となる

 

赤色部隊の野戦病院。ヒットしてしまったが、楽しく待機している様子がうかがえる。15人集まったら退院して再びゲームに参加できるようになる

 

現在の状況を加味しつつ、次に発動されるミッションについて作戦会議している

 

ゲーム開始後、ミッションの1つである水汲みを達成するため猛ダッシュで水路に向かう!

 

 ジョーズポイントではサバゲー本来の楽しみ方を重点に、各ゲームで本人がどう楽しめたかを共有して遊んでもらうことを大切にしている。そのため「因幡の白兎」はプレイヤーの行動ひとつで大きくシナリオが変えられるイベントとなっている。ひと味違う雰囲気を体験してみたい方は参加してみてはいかがだろうか。

 

TEXT&PHOTO:Gucchi

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年2月号 P.204をもとに再編集したものです。

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