エアガン

2022/10/31

病みつき必至!? ガスブロライフルの魅力を確かめる!!

 

ガスブロライフルを体験しよう!!

 

 ガスブローバックガン、それはリアルな操作感とリコイルショックをエアガンで再現した人類英知の結晶。ハンドガンの手軽さも捨てがたいが、今回ピックアップするのは長物ガスブローバックガン。試しに買ってみるには少々ハードルが高めのこのジャンルを、編集部若手の珈琲先輩・津軽太郎先輩ご両名に余すところなく体験してもらい、気に入ったポイントをそれぞれ解説してもらったぞ!

 

左:津軽太郎、右:珈琲
ガスブロライフルはほとんど触ったことがない2人が試してみることに

 


 

東京マルイ

MTR16

 

※ドットサイトは付属しません

 

DATA

  • 全長:837mm/919mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,676g
  • 装弾数:20発
  • 価格:¥76,780
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 

 東京マルイが誇るガスブローバックマシンガンシリーズは、強いリコイルや本物そっくりな操作感に加え、高い命中精度や動作性まで実現した超高性能モデル。その中でもMTR16は、M4カービンの民間モデルをイメージして設計された東京マルイオリジナルモデル。コントロールレバーはアンビとなり、ストレートトリガーや角度の立ったグリップなどモダンなカスタムパーツを多数盛り込んでいる。

 

津軽太郎「カスタムパーツに換装されたレバー類は操作しやすいのはもちろん、ガシャン! と動いてくれて『操作している感』がしっかり味わえていいですね」

 

津軽太郎「ガスブロライフルは燃費に難あり、というイメージがあったのですが、これはショートマガジンなのに非常によく動いてくれますね。これなら思い切り撃ちまくっても、懐にそこまで響かないかもしれません」

 

珈琲「M4純正から換装されたグリップとトリガーはいずれも競技用に近いスポーティなもので、電動ガン顔負けの撃ち心地を実現しています。これはゲームユースでも活躍できそう!」

 

珈琲「長物は少し高めに肩付けするのが好みなんですが、このストックはそれでもしっかり安定してくれますね。様々なユーザーに適応して、ガスブロ特有のリコイルをしっかり吸収してくれるいいストックです」

 

珈琲「長物は使い慣れていない私でもしっかり狙って撃てるくらい、コントロールしやすいリコイルでした。それでいてガツンと肩に衝撃が抜けてくるので、『銃を撃っている感』がしっかり味わえて楽しいです」

 


 

VFC

コルトモデル733 コマンド

 

 

DATA

  • 全長:685mm/770mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,270g
  • 装弾数:30発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:VFC

 

 

 映画『ヒート』や、映画『ブラックホーク・ダウン』に登場して人気を集めたM16A2のショートバレルモデル、コルトモデル733コマンドをリアルに再現したガスブローバックライフル。リアルさで随一の評価を得ているVFC製なだけあって、まるで実銃を手にしているような存在感の1挺に仕上がっている。リアルなのは外見だけではなく、射撃時は強烈なリコイルが身体を揺さぶる。各パーツの動作も滑らかで、動作不良も起こらない。サバゲーに持ち込むのはもちろん、お座敷シューターも大満足の傑作エアガンだ。

 

津軽太郎「ハンドガードの放熱孔と、そこから覗くガスチューブまでリアルに再現されています。エアガンとしては不要な部分だけに、そこが妥協されず再現されていると嬉しくなりますね」

 

津軽太郎「ボルトとチャージングハンドル、レシーバーがしっかりと馴染ませられていて、重量のあるボルトながら確実に操作できます。操作時に鳴る金属音もマニアにはたまらない!」

 

津軽太郎「実銃同様、バッファーチューブ内のリコイルバッファーが動作しているのを身体で感じられます。スプリングの音もストックから大音量で響いて耳が痛いくらいですが、ガンマニアにとってこれこそが至福の瞬間でしょう!」

 

珈琲「古めのモデルを再現しただけあって重そうなイメージを持っていたんですが、持ってみると非常に軽い! ご覧の通り小指だけで支えられました。動作性もいいので、ゲームユースにも向いていると思います」

 

珈琲「ストックの調整位置は実銃同様2ポジション。私の体格的には持て余し気味になってしまうのですが、再現度という意味では非常に優れているのではないでしょうか」

 

まとめ

 

 ガスブローバックライフルは電動ガンと比べれば動作は不安定になりがちだし、燃費や装弾数といった点でも敵わない。しかし、激しいリコイルショック、チャージングハンドルやボルトキャッチのリアルな操作感、ガチャガチャと鳴る金属音はどれもガスブロライフルでなければ味わえないものだ。サバゲーでも立ち回り次第で活躍できるし、何より部屋の中で動かしているだけで楽しいのはガスブロの特権だろう。ガスブロライフルが気になっていた貴方も、この機会にLet'sトライ!

 

TEXT:ポスカ

撮影協力:ビレッジ1

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年11月号 P.34~35をもとに再編集したものです。

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