エアガン

2022/08/13

SOPMOD BLOCKⅢをスポーツラインの上位シリーズで再現「S&T URG-I チャレンジャーラインG3電動ガンシリーズ」

 

最新の特殊部隊向けM4カービンURG-I

 

S&T URG-I チャレンジャーラインG3電動ガンシリーズ
▲URG-I 14.5インチ チャレンジャーラインG3電動ガンDDC(COLT刻印)

※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。

 

 アメリカ軍の制式アサルトライフルであるM4カービンは非常に多くの任務に用いられる。特に多くの戦闘を経験する、グリーンベレーやレンジャーといったアメリカ陸軍特殊部隊(USASOC)ではアップグレードされたM4カービンが求められ、それに応じて改良されている。支給される通常のM4カービンを流用してハンドガード、バレル、チャージングハンドルなどアッパーレシーバー一式を交換するUpper Receiver Group-Improved(アッパーレシーブグループインプルーブ)を意味するURG-Iは別名SOPMOD BLOCKⅢとも呼ばれている最新のカービンだ。現行で公式に特殊部隊用のM4として様々なメディアに登場しているだけあって人気も高いカービンだ。

 

S&T URG-I チャレンジャーラインG3電動ガンシリーズ
▲URG-I 11.5インチ チャレンジャーラインG3電動ガンDDC(COLT刻印)

 

S&T URG-I チャレンジャーラインG3電動ガンシリーズ
▲URG-I 10.3インチ チャレンジャーライン G3電動ガンBK(COLT刻印)

 

ナイロンファイバーレシーバー+メタルハンドガードの実用性を重視した新ラインで登場

 

 今回このモデルがS&Tから手頃な価格で幅広い層から支持されるスポーツラインのアップグレードシリーズで発売された。徹底的にコストダウンを目的としたスポーツラインのハンドガードなどをリアル志向のパーツに変更した「チャレンジャーライン」という新たな試みだ。
 URG-Iの目玉は軍用として初めて採用されたM-LOKハンドガードであるMK16 M-LOKスーパーモジュラーレール(SMR)だ。14.5インチ、11.5インチ、10.3インチの3つのレングス、それぞれブラックとDDC(デザート・ダート・カラー)の2色の豊富なバリエーション展開がされている。

 

S&T URG-I チャレンジャーラインG3電動ガンシリーズ
MK16 M-LOKスーパーモジュラーレールはリアルな作りで14.5インチ、11.5インチ、10.3インチの3つのレングスがラインアップされている

 

S&T URG-I チャレンジャーラインG3電動ガンシリーズ
ナイロンファイバー製のフレームはスポーツライン譲りだ。COLT刻印は深掘り仕様なのでラフに扱っても大丈夫だ

 

S&T URG-I チャレンジャーラインG3電動ガンシリーズ
フラッシュハイダーは実銃にも採用されたシュアファイアーのSF4P4をチョイス

 

S&T URG-I チャレンジャーラインG3電動ガンシリーズ
フロントサイトはナイツマイクロサイトタイプ。薄型で使いやすい優れたサイトだ

 

S&T URG-I チャレンジャーラインG3電動ガンシリーズ
シングルポイントスリングに最適なスリングループが付いたエンドプレートが標準装備。金属製で強度も高い

 

S&T URG-I チャレンジャーラインG3電動ガンシリーズ
ストックは特殊部隊用カービンにはマストアイテムのクレーンタイプストックがチョイスされている

 

S&T URG-I チャレンジャーラインG3電動ガンシリーズ
バットプレートを外すとバッテリーコネクターにアクセスが可能。スペースに合ったバッテリーが必要になる

 

 内部メカは最近のS&Tの電動ガンの定番となっている磁気センサー方式によるギア制御システムのG3メカボックスが搭載され、期待以上のキレと安定した作動を実現している。

 

S&T URG-I チャレンジャーラインG3電動ガンシリーズ

 


 

S&T
URG-I チャレンジャーラインG3電動ガンシリーズ

 

DATA

  • 全長:725~810mm/755~840mm/830~915mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,550g/2,570g/2,650g
  • 装弾数:340発
  • 価格:¥30,800/¥31,900/¥33,000
  • お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com

*データは前から10.3、11.5、14.5

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:葉月愛梨
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:狩野絵梨奈
撮影協力:東京サバゲパーク

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年9月号 P.82~83をもとに再編集したものです。

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