サバゲー

2018/12/28

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭 【2019年2月号掲載】


都心から関越自動車道を経て1時間ほどで到着するサバっちゃアウトドアフィールド。都内近郊とはいえ、本格的なアウトドアフィールドとして人気を博している。そんなサバっちゃアウトドアフィールドの一周年祭となれば、その盛り上がりもひとしおだ!

 

工夫を凝らしたフィールドが印象的

 

 印象的な名前とロゴマークが非常にキャッチーなサバっちゃアウトドア。その名が示すとおり、埼玉県内にインドアフィールドも擁するフィールドグループだ。今回訪れたアウトドアフィールドはのどかな里山の一角にあり、その地形を活かしてフィールドが構築されている。総面積5,000坪という広大な敷地を最大限活かしたフィールド構成は、ゲームの面白さだけでなく使いやすい駐車場やトイレ、更衣室といったインフラも整っているのだ。名前はソフトな口当たりだが、実のところかなり考え抜かれたフィールドなのだ。

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

開会式前の朝の様子。広々としたセーフティエリアは車の動線も考えられており、スムーズに準備ができる

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

市街地エリアは適度に切り開かれており、効果的にバリケードが配置されている。アウトドアながらもスピーディな展開が可能だ

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

なんと本格的な塹壕が! 市街地エリアに存在する塹壕は、相手チームに潜まれるとやっかいな存在である

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

フィールドに設置されたシューティングレンジ。距離は最大で60mである。ターゲットには着弾すると点灯するターゲットもあり、このレンジだけでも訪れる価値がある

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

開会式。ゲームスタート前にはスタッフによる入念なブリーフィングが行なわれる。この日初めてサバイバルゲームを経験するプレーヤーへのレクチャーもあるぞ!

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

本日のゲストプレーヤーは鈴木咲嬢! リアルサバゲーマーである彼女も、サバっちゃアウトドアに訪れたプレーヤーと共にこのフィールドを楽しんでいた

 

ゲームスタート!

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

いよいよゲームスタート! 先頭は分かりにくいが鈴木咲嬢である! プレーヤーと交流しつつゲームを楽しんでいた

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

谷間には巨大な砦が! 戦略上の要衝になることは間違いない。ただただ強固なだけでなく、ちゃんと攻め落とす「隙」が設けられている。砦そのものも入り組んだ造りだが、砦に至るルートも多数設けられている。これによって、守備する側と攻撃する側のバランスが絶妙に整えられている

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

相手の位置を探りながら、味方と進行方向をブリーフィングする。しかし、スピーディな展開が求められる市街地エリアでは、一瞬の隙を突いてひっくり返す瞬間もあるのだ

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

状況によっては谷間を挟んだロングレンジの撃ち合いにもなる。スコープを搭載したウェポンは索敵にも有効なのだ

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

フィールド限界では豊富な植生がプレーヤーの姿を隠す。このプレーヤーのようにギリースーツを着用すると、その効果は歴然だ

 

谷間を活かしたレイアウト

 

 しっかり整備されたセーフティエリアからフィールドに入ると、幾つかの小径を経てスタート地点に至る。森林フィールドではありがちな光景だが、単なる森林フィールドでは終わらない工夫がなされている。そのひとつが、谷間エリアに構築された「砦」である。一般的に、高低差のあるフィールドではゲームがワンパターンになりがちだ。低い位置よりも高い位置のほうが有利なのでそれは当然である。しかし、サバっちゃアウトドアではその低い場所に高さを稼げる「砦」を構築することによって、より様々なゲーム展開を可能としているのだ。砦の出入り口も多数設けられており、守るも攻めるも展開上この砦が要衝となっているのだ。 とはいえ、手が入っているのはこの谷間だけではない。市街地エリアも大きめなバリケードによって構築されており、初心者でも遊びやすいよう配慮されている。また、ベテランゲーマーが喜びそうな森林エリアは濃いブッシュに辛口な高低差と、その様子は一変するのだ。貸し切り利用の場合などは、フィールドの切り取り方によって様々な展開が期待できる。定例会でも、スタートポジションを工夫することによってゲームに飽きてしまうようなこともない。

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

昼食は安心感すら漂うオーソドックスなカレー。参加者の空腹を満たすのにピッタリな存在だが、もしカレーで満足できなければ、出展していたキッチンカーでクレープなどの甘味やスナック類を所望することもできるのだ!

 

 この日も無限復活戦やフラッグ戦など、バラエティ豊かなゲームが参加者を楽しませていた。また、一周年祭だけあって出展ブースも盛り上がり、そして豪華景品をかけた抽選会のある閉会式も、日がとっぷり暮れた中でも大変な盛り上がりを見せていた。

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

閉会式を迎えた頃にはすっかり日も暮れていた。寒い中だがこれからがある意味本番、豪華な抽選会だ

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

その抽選会を彩る景品の数々。さすがは一周年祭だ!

 

祝!サバっちゃアウトドア一周年祭

サバっちゃアウトドア、一周年おめでとう!

 

Photo&Text:モロ☆
日時:2018年12月2日
場所:埼玉県比企郡滑川町 サバっちゃアウトドア
協賛:GALLOP、MCS、CRコーポレーション

 


この記事は2019年2月号 P.166~167より抜粋・再編集したものです。

 

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