2022/03/09
定番のガバメントを手軽に楽しむモデルガン「タニオ・コバ GM-7.5シリーズ70」
初心者にもお薦めなモデルガン
1960~1980年代の名銃、いわゆるネオクラシックガンは世代を問わず人気があり、定番中の定番といえる。その中でもガバメント、1911系は100年以上前に誕生してから今に至るまで愛され続けている。今回はそのガバメントのトイガンをピックアップしてご紹介する。ネオクラシックのエアガン、モデルガンに興味のある方は参考にしていただければ幸いだ。
今回紹介するのは、タニオ・コバのモデルガン「GM-7.5シリーズ70」だ。
ネオクラシックガン
タニオ・コバ
GM-7.5シリーズ70
DATA
- 全長:219mm
- 全高:138mm
- 全幅:35mm
- 重量:666g
- 装弾数:7発
- 価格:¥32,780
- お問い合わせ先:タニオ・コバ
コルト製のガバメントモデルの中で双璧を成すのがコマーシャルモデルのマークⅣシリーズ70(以下シリーズ70)とミリタリーモデルのM1911A1(いわゆるミリガバ)だろう。特に1970年代以降に製造されたシリーズ70はガバメントモデルの王道中の王道と言っても過言ではない。そんなシリーズ70をタニオ・コバは発火式モデルガンで再現した。
最大の特徴は、タニオ・コバが独自に開発した7mmキャップ火薬仕様の「ポリマーイージーCPカートリッジ」を導入したことだ。ポリマー製ケース+真鍮製カートリッジヘッドというハイブリッド構造を採用。CP方式らしい安定した発火性能とシャープなブローバックに加えてメンテナンスのしやすさを両立させている。デトネーターはそのままに同社のイージーCPカートリッジも使用できる。同社の傑作であるGM-7の特徴を継承しつつフレームやスライドはコマーシャル仕様に新たに製作。シリーズ70特有の刻印が施されたスライドとフレームの表面はブラスト仕上げ、フルチェッカータイプのメダリオン付きフェイクウッドHWグリップが標準装備されている。
ガバメントモデルらしいシンプルな操作性と高い発火性能、耐久性を実現したGM-7.5は、発火式モデルガンを初めて手にする方やガンガン発火させて楽しみたい方にお薦めだ。
TEXT:アームズマガジン編集部
ネオクラシックガン
ガバメントシリーズ
この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.32~33をもとに再編集したものです。