エアガン
2022/02/02
ARライフルの祖が最新仕様で蘇る「M16A1パーカライズ 電子トリガー搭載電動ガン」
M16A1の初期型を再現した電動ガン
アメリカ軍のみならず世界中の軍・法執行機関で採用されているM4カービン。その先祖であるM16A1は誕生から60年近く経過している。
M16A1の特徴である断面が三角形の樹脂製ハンドガードや固定式の樹脂製ストック、レシーバー一体型のキャリングハンドルは、誕生当時はあまりにも先進的だったことから批判的な声が多かった。しかしそのシンプルで近未来的なフォルムは、形を変えながらも基本的な操作方法とともに今のARライフルに受け継がれていることから分かる通り、設計思想は当時すでに完成されていたものだったと言える。
電子トリガー搭載で蘇ったヒストリカルモデル
そんなM16A1の初期型をE&Cは電動ガンで再現。ハンドガードやストック、A1タイプのグリップはもちろん、ケースディフレクターのないアッパーレシーバーなど、現在主流のM4ラインアップからは流用の利かないパーツを取り揃えて見事に蘇らせた。またアッパー/ロアレシーバーはパーカライズド風のグレーに仕上げているのもこの製品の特徴だ。
内部にはE&Cオリジナルの電子トリガーシステムを搭載。キレのあるトリガーフィーリングに加えて5つの発射モードから選択することが可能だ。M4カービンが全盛の今、あえて原点回帰してみるのもいいかもしれない。
E&C
M16A1パーカライズ 電子トリガー搭載電動ガン
DATA
- 全長:980mm
- 重量:2,415g
- 装弾数:300発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.104をもとに再編集したものです。