2021/10/27
最新仕様“改”がレギュラーに「タナカ グロック17 Gen3 “Evolution2改” モデルガン」
ビシバシ撃って楽しみたいモデルガン・グロック!
今なお進化し続けるグロックの基本形、G17
グロックハンドガンの歴史は、1982年にオーストリア軍が制式採用したPi80に始まる。そして1983年、量産が開始され、G17として市販も開始された。アメリカでの販売は1986年から始まったとされる。以来、グロック・ピストルはさまざまなバリエーションを生み出し、改良を重ねながら、現在も世界中の軍や法執行機関はもちろん、競技用、護身用、プリンキング用としてもトップを走り続けている。
最初の改良型、Gen2(第2世代)が発売されたのは1988年。グリップ部分に滑り止めが追加されたのが大きな特徴。そして1998年、Gen3(第3世代)が発売される。目立つところでは、グリップ部にフィンガーチャンネル、ダストカバー部にアクセサリーレールが加えられた。
ちなみに17という数字は、軍の17の要求項目に応えたからとか、マガジン容量が17発だったからとか、グロックの17番目の製品だったからとか、いろいろ言われているが、最も有力な説は設計者ガストン・グロックが申請した17番目の特許だったからだというもの。いずれにしても、始まりはPi80=G17。これが基本となるサイズ。これより長ければロングモデルで、短ければコンパクトかサブコンパクトということになる。
ついに最新仕様、“改”がレギュラーラインアップへ昇格!
タナカは、9月に限定発売したフジカンパニー別注のG17C 3rd “Evolution2改”仕様が好評だったことから、このG17 Gen3(3rd)のブローバックモデルガンにもその仕様を採り入れ、レギュラーラインアップとして加えることにした。ストライカーやファイアリングピン・ロックのステンレス化、焼き付け処理したスライドストップ、バッファーの追加など、全体に耐久性が強化されている。
もちろんカートリッジは新たに開発された撃発音の大きな「快音」カートリッジ。リアルなコレクション用として飾っておくだけじゃもったいない。ビシバシ撃って豪快なブローバックを楽しみたいモデルガンだ。
タナカ
グロック17 サードジェネレーション フレームヘビーウエイト“Evolution2改” モデルガン
DATA
- 全長:201mm
- 全高:136mm
- 全幅:32mm
- 重量:548g
- 装弾数:17発
- 価格:¥29,480(近日発売)
- お問い合わせ先:タナカ
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:栗山莉緒
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:西田聡子
撮影協力:サバイバルゲームフィールドシールズ
この記事は月刊アームズマガジン2021年12月号 P.118~119より抜粋・再編集したものです。