エアガン

2021/10/03

圧倒的な連射を味わえるモデルガン「グロック18C “Evolution2改”モデルガン」

 

迫力のフルオートを発火モデルガンで堪能しよう

 

タナカ グロック18C サードジェネレーション フレームヘビーウエイト “Evolution2改”モデルガン

 

 グロック18の特殊性は、フルオート射撃が可能というだけでなく、オーストリアの対テロ特殊部隊コブラの要請によって開発されたという背景にもある。そのため一般市販が禁止されており、特殊なライセンスを持っているとしても、同機能のモデルを持つことはできてもまったく同じモデルを持つことはできない。つまり実物の姿形はわかっても、なかなか実体、性能はわからないという謎めいた銃でもある。

 

タナカ グロック18C サードジェネレーション フレームヘビーウエイト “Evolution2改”モデルガン

 

 グロック18Cは、発射ガスを一方向に逃して銃口の跳ね上がりを抑えるコンペンセイターをバレル中ほどに移してその効果を高めたモデル。そのためスライドの対応部分にも大きなガスポートが設けられている。
 そんなグロック18Cをいち早くブローバックモデルガン化したのがタナカだ。実銃では1,200~1,400発/分ともいわれるハイサイクルのフルオート作動を、火薬を使ったブローバックで楽しむことができる。カートリッジをばらまきながらの連射はモデルガンならでは。まさに豪快そのもの!

 

タナカ グロック18C サードジェネレーション フレームヘビーウエイト “Evolution2改”モデルガン
バレル上面とスライド上面に設けられた特徴的なガスポート(コンペンセイター)

 

タナカ グロック18C サードジェネレーション フレームヘビーウエイト “Evolution2改”モデルガン
一般市販されない18Cのモデル名が刻まれている

 

タナカ グロック18C サードジェネレーション フレームヘビーウエイト “Evolution2改”モデルガン
リアサイトにはホワイトライン入り。スライド上面は軽量化のため肉抜きされている

 

タナカ グロック18C サードジェネレーション フレームヘビーウエイト “Evolution2改”モデルガン
セカンドから採用された、滑り止め付きフィンガーチャンネル

 

タナカ グロック18C サードジェネレーション フレームヘビーウエイト “Evolution2改”モデルガン
実銃同様、ストライカーが落ちるとトリガーはレストポジションとなる

 

タナカ グロック18C サードジェネレーション フレームヘビーウエイト “Evolution2改”モデルガン
実銃ソックリに再現されたマガジン。装弾数は17発

 

タナカ グロック18C サードジェネレーション フレームヘビーウエイト “Evolution2改”モデルガン
樹脂製マガジンだが内部に金属インサートがあり、強度や耐久性は充分

 

耐久性アップ+カスタムパーツで再武装完了!

 

 タナカでは以前に発売されたグロック18Cのエボリューション2モデルに、先月発売されたフジカンパニーのグロック17C限定別注モデルと同じカスタマイズを加えた。

 

カスタマイズされた点

  • バッファー付きリコイルガイド
  • ステンレス切削加工のストライカー&ファイアリングピン・ロック
  • スライド材質の変更
  • 変形防止の焼き付け処理したスライドストップ
  • スプリング類の再セッティング

 

 もちろん使用するカートリッジも、抜けの良い発火音が楽しめる快音カートリッジとなっている。モデルガンファンはもちろん、未体験という人にこそ味わってほしい魅力あふれる1挺だ。

 

タナカ グロック18C サードジェネレーション フレームヘビーウエイト “Evolution2改”モデルガン

 


 

タナカ
グロック18C サードジェネレーション フレームヘビーウエイト “Evolution2改”モデルガン

 

DATA

  • 全長:201mm
  • 全高:136mm
  • 全幅:32mm
  • 重量:560g
  • 装弾数:17発
  • 価格:¥32,780(10月中頃発売予定)
  • お問い合わせ先:タナカ

 

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:八木奈々
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:狩野絵梨奈
撮影協力:F2プラント

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年11月号 P.92~93より抜粋・再編集したものです。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×