エアガン
2021/09/30
第二次世界大戦期のドイツ制式小銃「Kar98k」をリアルウッドで
ARESのラインアップに加わったWW2の傑作小銃
実銃のKar98kは言わずと知れた第二次世界大戦におけるドイツ軍の制式小銃だ。通称モーゼルアクションと呼ばれるボルトアクションシステムは、戦後のボルトアクションライフルに多大な影響を与えた傑作である。人気モデルということもあり、これまでにもエアガン、モデルガン問わず各社からリリースされている。
そんな傑作中の傑作をARESはエアコッキングガンで再現。電動ガンからエアコッキングガンまで幅広くラインアップし、どちらかといえば現用銃をメインにモデル化しているイメージが強いARESだが、ヒストリカルなモデルとしてM1A1やM3A1、PPsh41もラインアップしており、そこに新たにKar98kが加わったことになる。
リアルさも兼ね備えたユニークなダミーカートマガジン仕様
このモデルの特徴はダミーカートタイプのマガジンが採用されていることだ。エアガンとしてBB弾のマガジンは必須だが、当然実銃には存在しないものでありリアルさを損ねてしまう。そこでマガジンを5発のダミーカートに見立てて扱えることで、リアルさを損なわない工夫が凝らされているのだ。
コッキングシステムはボルトを引いてピストンをコックするオーソドックスなプル式を採用。ストックは実銃と同じ木製となっている。ARESらしいリアルさと実用性を兼ね備えたこのモデルはサバイバルゲームにもお薦めの1挺だ。
ARES
Kar98kリアルウッドVer エアコッキングガン
DATA
- 全長:1,100mm
- 重量:3,190g
- 装弾数:20発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年11月号 P.88~89より抜粋・再編集したものです。