2021/09/29
グレネードランチャーで遊ぼう!!【試射編】
皆さんこんにちは。初めましての方はこちらを見てね。津軽太郎です。さて、前回はグレネードランチャーについてのあれやこれやを解説しました。今日はいよいよ待ちに待った実践編ということで、グレネードをぶっ放していきたいと思います。それでは早速行ってみましょう。
試射
お待ちかねの試射ということで、編集部の新人ポスカを射手として招いた。
標的にはプラスチック製のボーリングピンを並べ、射手との距離は10mに設定した。この日は小雨が降っており、気温は21℃。ガスを使用するにはいささか不安が残る状況だが、グレネードランチャーはしっかり動いてくれるだろうか?
120連カートをM79に装填し、準備が整った。
爆裂スマートランチャーはリモコンで射撃できるというが、どれぐらいの距離までなら大丈夫なのだろうか。5mほど離れた赤色の廃車車輌の上に置いて、試射を行なおうとしていた矢先のことだった。何やら不穏な気配を感じ、2人は背後を振り返った…。
不気味な鳴き声が……
ガサガサと草木が揺れる。なんだかチープなやつがいるぞ……!
ああ、なんてことだ。千葉県に生息するというサバゲ恐竜が出てきてしまった。
撮影の邪魔をする恐竜を追い返そうと津軽太郎が応戦するが、屈強な恐竜の前ではハンドガンなど豆鉄砲。奮闘むなしく恐竜の餌食となってしまった…。
津軽太郎が食べられている隙に、ポスカはMGLを手に取った。続けざまにグレネードを放っていく!
ポスカの指がリモコンのボタンを押し、轟音とともにグレネードが爆裂した!
「ギャオオオ」と雄たけびをあげると、恐竜は地面に倒れ伏した。やがて空気が抜けたように萎れていき、その巨体は薄皮となるまで縮んでしまった。冷たい雨が降りしきる中、ひとり残ったポスカは犠牲となった津軽太郎を偲び、せめてもの形見にと恐竜の薄皮を持ち、編集部へと帰還したのだった…。
…といった具合に、グレネードランチャーはサバゲで使う以外にも、ガスのみを入れて空撃ちすることで色々と遊べるエアガンでもある。動画や写真でも映えるので1挺持っておくと遊びの幅を広げることができる。ユニークなアイテムが好きなユーザーは一度お試しあれ。本日のお相手は津軽太郎でした。
TEXT:津軽太郎
撮影協力:Battle City
この記事は月刊アームズマガジン2021年11月号 P.106~109より加筆・再編集したものです。