エアガン

2021/08/28

バトルライフル〈HK53〉モチーフの電動ガン「LCT LK-53シリーズ」

 

LK-33シリーズにマイクロカービンタイプのLK-53が登場

 

 AKシリーズの電動ガンでその名を知られているLCTエアソフト。同社がAKシリーズで培った技術を用いて世に送り出したLC-3とLK-33はヘッケラー&コックのG3とHK33をモチーフにした電動ガンだ。そのバリエーションのひとつであるHK53をモチーフにした電動ガンLK-53を新たにリリースした。今回はバリエーションとして固定ストックのLK-53A2と、リトラクタブルストックに加えて実銃さながらのリコイルショックが体感できるEBB仕様のLK-53A3がラインアップされている。

 

LCTエアソフト LK-53シリーズ 電動ガン
▲LK-53A2

 

LCTエアソフト LK-53シリーズ 電動ガン
▲LK-53A3 EBB

 

 HK53はカービンモデルよりもさらに短いマイクロカービンモデルで、バレルとハンドガード、コッキングチューブがMP5のそれとほぼ同じ長さまで短くされているのが特徴だ。サブマシンガン並みのコンパクトさと強力なファイアパワーからイギリスのSASをはじめとした各国の特殊部隊で採用された。

 

LCTエアソフト LK-53シリーズ 電動ガン
MP5を思わせるほど短くされたフロント周り。コッキングハンドルは実銃同様に後退させてロックすることができる

 

LCTエアソフト LK-53シリーズ 電動ガン
エルゴノミクスデザインが特徴のアーリータイプのロアレシーバー

 

LCTエアソフト LK-53シリーズ 電動ガン
操作性もG3やMP5と共通しておりマガジンキャッチはボタン式とセンターレバー式のデュアルタイプ

 

LCTエアソフト LK-53シリーズ 電動ガン
A2に付属している固定ストックはG3やMP5と共通したデザインでしっかり肩付けできる

 

LCTエアソフト LK-53シリーズ 電動ガン
A3に付属する金属製リトラクタブルストックは実銃同様2段階に伸縮可能

 

LCTのスチールプレス技術が生み出すリアリティ&重量感

 

 LCTエアソフトはこのHK53をLK-53として余すところなく再現。フルサイズモデル同様、スチールプレス製レシーバーにアーリータイプのロアレシーバーが組み合わされており、フルサイズのLK-33に比べてコンパクトになっているものの重量は4kg近くある。

 

LCTエアソフト LK-53シリーズ 電動ガン
G3やMP5と共通したデザインのアッパーレシーバーは実銃同様のスチールプレス製。重量感・剛性感はハンパない

 

LCTエアソフト LK-53シリーズ 電動ガン
ボルトを後退させるとエジェクションポート内に可変ホップアップ調整用のダイヤルが現れる

 

LCTエアソフト LK-53シリーズ 電動ガン
ヘッケラー&コックのアサルトライフルやサブマシンガンといえばリアのドラムサイト。もちろん実銃のように回転・調整可能

 

LCTエアソフト LK-53シリーズ 電動ガン
複雑な形状がリアルに再現されたスチールプレス製マガジン。装弾数は130発。オプションで多弾数仕様(300発)とロングマガジン(100発、600発)が用意されている

 

LCTエアソフト LK-53シリーズ 電動ガン
こちらはオプションの「LK-53 RSハンドガード(オープン価格)」を装着したもの。左右下にピカティニーレールが設けられており拡張性が向上する

 

 手にした時の重量感と剛性感、スチールが放つ金属の質感は現代のアサルトライフルでは味わえない魅力があり、操作性や内部メカはLK-33を踏襲している。まるで無可動実銃のような存在感を放つこのモデルはモデルガンマニアにもお薦めできる。

 


 

LCTエアソフト
LK-53シリーズ 電動ガン

 

DATA

  • 全長:745mm/563mm~755mm(LK-53A3 EBB ストック展開時)
  • 重量:3,500g/3,800g(LK-53A3 EBB)
  • 装弾数:130発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:LCTエアソフト

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年10月号 P.96~97より抜粋・再編集したものです。

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