2021/08/05
AK版のピストルキャリバーカービン「G&G PRK9シリーズ」
G&Gアーマメントの新作はAK版PCCだ!
ARP9でPCC(ピストルキャリバーカービン)ブームを巻き起こしたG&Gアーマメント。今年に入って.45ACP版のPCCをイメージしたPCC45を発表したばかりだが、今度はAKベースとしてPCCにアレンジした「PRK9」シリーズが電動ガンで登場した。バリエーションはPRK9 RTS、PRK9、PRK9Lの3タイプだ。
PRK9 RTS
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
フロントセクションが大胆に短くされたマイクロカービンスタイルのPRK9 RTS。リトラクタブルストックが標準装備されており、サバイバルゲームに最適な1挺だ。
PRK9
RTSと同様のハンドガードとバレルが付いたストックレスタイプのPRK9。そのスタイルはピストルそのもの。3機種の中でいちばん取り回しやすい。
PRK9L
メタルフォールディングストックが付いたカービンレングスのPRK9L。3機種の中でもっとも長いが、短くなったレシーバーやPCCスタイルのマガジンのおかげで意外と扱いやすい。
取り回しが格段に向上したショートレシーバーAK
実銃でも9mm口径版のAKはロシアやアメリカで注目が集まっており、特にIPSCのPCCカテゴリーではユーザーが急増しているという。また、AKのカスタムパーツが一部流用できることも人気の理由に挙げられる。G&Gアーマメントは他社に先駆けてトレンドを取り入れたかたちだ。
AK特有のフォルムやセレクターレバー、マガジンキャッチなどの操作系はそのままに、レシーバーやマガジンをPCCスタイルで新たにデザイン。9mm弾にあわせてノーマルのAKに比べてレシーバー前部は短くなっており、エジェクションポートやマガジンウェルが少し小さくなっている。ボルトハンドルは折り畳み式になっており、運搬時や保管時に破損する心配がない。
セレクターレバー、マガジンキャッチはモダナイズドAKで採用されている操作性のよいものへと変更。レシーバーカバーにはマウントベースと着脱式リアサイトが追加されている。PCCサイズのスケルトンマガジンにはダミーカートが配されている。
3タイプそれぞれの特性を生かしたデザイン
マイクロカービンスタイルのPRK9 RTS、ストックレスのPRK9、カービンレングスのPRK9L、これら3タイプから使用スタイルに合わせて選べるバリエーション。それぞれの特性を生かすように異なるデザイン・仕様が盛り込まれている。
メカボックスには定番のETU(電子トリガー)&MOSFETを標準装備。キレのあるトリガーフィーリングが体感できる。レシーバーとマガジンがコンパクトになったことで取り回しやすくなり、ノーマルのAKから持ち替えても違和感なく扱える。AK好きな方はもちろんAK初心者の方にもお薦めだ。
G&Gアーマメント
PRK9シリーズ 電動ガン
DATA
- 全長:894mm/557mm/345mm
- 重量:2,980g/2,580g/2,090g
- 装弾数:40発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:ホワイトハウス TEL03-3697-0212
※データは前からPRK9L、PRK9 RTS、PRK9
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:水咲優美
HAIR&MAKE UP:西田聡子
撮影協力:AREA41 YOKOHAMA
この記事は月刊アームズマガジン2021年9月号 P.78~81より抜粋・再編集したものです。