2021/07/19
○○の卵なら初心者にもおすすめ!【帰ってきた!! らんまるぽむぽむのサバイバルクッキング】
近い将来訪れるだろう世界的食糧危機。そんなサバイバルな状況でも生き延びるため、らんまるぽむぽむが自然界の食材を捕獲&料理する生存グルメ企画!
【閲覧注意!】
虫が苦手な方のために、WEB掲載にあたっては一部画像にボカシを入れました。月刊アームズマガジン8月号には元の画像を掲載していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
また、調理を実践される際は自己責任でお願いします。
本日の一品
赤アリの軍艦寿司
タイ料理としても有名な「カイモッデーン」が今回の食材だ。「カイ」は卵、「モッ」はアリ、「デーン」は赤い、という意味なので直訳すると「赤アリの卵」である。海から遠いイサーン地方で特に食べられており、貴重なタンパク源の食材だ。
今回の食材 アリの卵(カイモッデーン)
赤アリの卵から成虫まで
分布:主にタイ
残念ながら日本には生息しない種類のアリだが、国内でもタイ食材店などで入手可能で、缶詰スタイルで売られている。今回は水煮缶を購入した。店内で販売されていた缶詰は平均300~400円ほどの価格が多い中、カイモッデーンは約850円と高級食材である。
タイではサラダに入れたり、オムレツやスープの具材として食べることがポピュラーだが、今回は日本らしくアレンジしてみた。果たしてその味とは? 貴重なタンパク源の補給作戦、開始であります!
材料(3~4人分)
- カイモッデーン水煮缶:1個
- 酢飯:適量
- のり:適量
- 薬味:お好みで
作り方1:下準備
作り方2:軍艦を作る&盛り付け
完成! いざ実食
…っ!! 美味しい!! 味は無。クセもなく、薬味に完全にかき消された。イクラのようなプチっと弾ける食感。後味に若干、虫独特の木のような味がする。幼虫軍艦は少し皮の硬さが残るが、こちらも味はない。どんな味付けにも合いそうなアリの卵、昆虫食初心者の方にもおすすめです! ごちそうさまでした!
TEXT:らんまるぽむぽむタイプα/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年8月号 P.148~149より抜粋・再編集したものです。