2021/04/30
超有名プロップガンを近代化!!「ウインチェスター メアーズレッグ RSカスタム」
超有名プロップガンをタクティカル仕様へ近代化カスタム
西部劇でよく見かけるウインチェスターのレバーアクションライフル。この銃身とストックを切り詰めてハンドガン化したのがメアーズレッグ(雌馬の足)のニックネームで呼ばれるプロップガンだ。TV西部劇『拳銃無宿』で登場し、日本では主人公ジョッシュ・ランダルの名前をとってランダルカスタムと呼ばれる。そんな超有名カスタムガンが、何と最新のタクティカル仕様に近代化されたバージョンで新登場。
レバーアクションライフルの近代化カスタムはなんと実銃にも存在し、少し前にアメリカでちょっとしたプチブームになっている。メーカーとしてはウインチェスターよりマーリンの銃が人気で、一応、銃の用途としてはハンティング用のようだ。
レバーアクションライフルは19世紀の登場時には最新鋭の銃だったが今となっては完全に旧式で、ミリタリーユースなどで使われることはまずない、いわゆる“ロマン銃”だ。それをこのようにM-LOKの金属製ハンドガードと20mmトップレールで各種アクセサリーを搭載可能にするとは、驚きというか、これは完全にアメリカ人ならではの本気のシャレではないだろうか。
日本でもこの遊び心に共感するミリタリーファンも多いようで、月刊アームズマガジン2021年4月号の2020年トイガン人気大賞のランキングで近代化レバーアクションカービンが、まさかの上位入賞(4位)していたのも驚きだ。ましてや、この銃は人気のランダルカスタムだ。
本気のアクセサリー搭載で、サバゲーフィールドで注目を集めること間違いなし。さらにスピンコックしながら連射できれば、もう気分は最高だろう。スピンコック(ライフルスピン)のやり方は、筆者がYouTubeのアームズマガジン公式チャンネルで解説動画を公開しているので、この銃を存分に楽しんでいただきたい。
A&K
ウインチェスター メアーズレッグRSカスタム
DATA
- 全長:680mm
- 重量:2,180g
- 装弾数:25発
- 価格:ブラック、シルバー、ゴールドともに税込¥40,480
- お問い合わせ先:グローバルトレーディング TEL06-6646-0750
TEXT:トルネード吉田/アームズマガジンウェブ編集部
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:平嶋夏海
HAIR & MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:ユニオンベース
この記事は月刊アームズマガジン2021年6月号 P.84~85より抜粋・再編集したものです。