2021/03/02
【結果発表】読者が選ぶ! 2020年トイガン人気大賞【ライフル部門】
アームズマガジン読者の投票によって1位が選出される「トイガン人気大賞」。月刊アームズマガジン2020年1月号から2021年2月号までにレポートされたエアガン、モデルガンすべてを対象として(前年度ノミネート銃、発売日未定の銃を除く)、過去最大の約250挺がノミネート。さらに今回はライフル、ハンドガン、モデルガンの各部門ごとに1票ずつ投票していただき、各部門ごとに順位を決定した。果たしてどの銃がNo.1に輝いたのか?
今回は誌面と同時に、WEBでもその速報をお届けしよう。今回ご紹介するのはライフル部門のランキングを第5位から順番に発表しよう!!
第5位
東京マルイ
電動コンパクトマシンガン
スコーピオンmod.D
コンパクトサイズ電動ガン人気を象徴する1挺
より実戦的なカラーリングで注目の1挺
近年人気を博しているコンパクトサイズの電動ガンの代表機種と言っても過言ではないのが東京マルイのスコーピオンmod.Mだ。このモデルはmod.Mのデザインコンセプトを継承し、より実戦的なカラーリングを施したモデルだ。スコーピオンVz61を東京マルイが独自にモダナイズドした外観はそのままに、レシーバーとハンドガード、ストック、グリップは濃淡の異なるフラットダークアースカラーで塗り分けられている。トレンドを取り入れつつ使いやすさを追求したオリジナルパーツはすべてブラック仕上げとなり、フラットダークアースカラーとあいまってタクティカルな雰囲気が強調されている。サバゲー用ウェポンとしてお薦めの1挺だ。
第4位
マルシン
ラプターゼロガスガン
コアなマニアが絶賛!
マルシンが放った異色のレバーアクションカスタム
このモデルもメーカーのオリジナルデザインだが、M-LOKハンドガードが装着されてモダナイズドされたレバーアクションのライフルは実在する。それをモチーフにしたのがこのモデルだ。モダナイズドされたレバーアクションカスタムがエアガン化されたのは初めてだろう。ガスガンモデルをベースに、バレルやレシーバーはシルバー仕上げ、各種光学機器が搭載可能なトップレール付きM-LOKハンドガード、集光アクリル付きフロントサイト、ライフルストックが装着されている。クラシックとモダンが融合した異色のレバーアクションカスタムだが、意外にも人気があるのが今回の順位でわかった。
第3位
東京マルイ
ガスブローバックガン
Mk18 Mod.1
リアル志向のユーザーに応えるリアルな外観と撃ち応え
M4A1 MWSシリーズ最新作が3位獲得
東京マルイのガスブローバックライフルM4A1 MWSシリーズは発売以来、今までのガスブローバックライフルの常識を超える命中精度と作動性の高さから、常に上位にランクインしている。同シリーズの最新作であるMk18 Mod.1も3位にランクインした。このモデルはアメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズやアメリカ海兵隊特殊部隊MARSOCなどが採用するCQBRバリエーションを再現。Mod.1のアイコンである長さ9.5インチのRIS2ハンドガードをダニエルディフェンスとの正式契約により忠実に再現されている。もちろん他モデル同様、セラコートが施されたレシーバーが採用され、電動ガン並みの実射性能とハードなリコイルショックが体感できる。
第2位
CSI
STAR XR5 Gen2電動ガン
ベーシックストック
架空銃ファンならこれは買いだ!
M16ベースのSF銃をイメージした外装をまとった電動ガン
近年、メーカーのオリジナルデザインのエアガン=架空銃が人気を集めている。架空銃はおおまかにわけて2種類あり、実銃をイメージしたものと、実銃を完全に無視したSFチックなものだ。CSIのこのモデルはご覧のとおり後者、つまりSF銃だ。M16をモチーフにしたと思われるロアレシーバーにモノリスティックタイプのアッパーレシーバーが組み合わされている。SF銃であることに違いはないが、荒唐無稽なデザインではなく実用性もあって意外と使いやすい。だからサバゲーで使う方が増えているのだろう。写真のボディカラーは赤だが、青やホワイトなどいかにもSF銃らしいカラーリングが揃っている。
第1位
東京マルイ
次世代電動ガン
AKストーム
AKマニアのみならず幅広い層から支持を得た
オリジナル次世代電動ガンカスタムが堂々の1位!
やはり東京マルイの次世代電動ガンは人気が高かった。2019年に1位だったMk46 MOD.0、2位のMk18 Mod.1に引き続き、2020年は東京マルイの次世代電動ガンAKストームが1位に輝いた。高い実射性能を持つ次世代電動ガンAK47をベースに東京マルイが独自にモダナイズドしたこのモデル。取り回しやすいショートバレルにM-LOKハンドガードが組み合わされ、ハンドストップなどのアクセサリー、カスタムセレクターレバー、素早いマガジンチェンジを可能にするマガジンウェル、同社のMTR16と共通のストック、ストレートグリップが装着されるなど、M4カービンに匹敵するユーザビリティを実現したことで幅広い層から支持を受けた結果なのかもしれない。
2020年のトイガン人気大賞はこのような結果となった。第6位以下のトイガンについては月刊アームズマガジン2021年4月号に掲載されているので、そちらもぜひご覧いただきたい。またハンドガン部門、モデルガン部門のランキング記事も掲載されるので、そちらも要チェックだ。
この記事は月刊アームズマガジン2021年4月号 P.78~81より抜粋・再編集したものです。