2021/01/28
東京マルイ「次世代電動ガンURG-I SOPMOD BLOCK3」製品レビュー
最新のURG-I仕様のM4を次世代電動ガンで再現
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
アメリカ軍に制式採用されてから25年近く経つコルトM4A1カービン。1990年代後半には S O P M O D 計画に基づき、RISを中心として光学機器などの周辺アクセサリーで構成されたSOPMODキットが登場。そのキットはレールシステムや周辺アクセサリーの違いで大まかに3つに分類されており、ブロック1、ブロック2を経て、近年アメリカ陸軍特殊部隊グリーンベレーを中心に使われているのがブロック3と呼ばれるものだ。
このブロック3の最大の特徴がURG-Iと呼ばれる新型アッパーレシーバーが採用されていることだ。このアッパーレシーバーはスタンダードなM4A1カービンのアッパーレシーバーにガイズリーSMR Mk16 M-LOK 13.5インチDDCカラー、ガイズリーエアボーンチャージングハンドルDDCカラー、ダニエルディフェンス14.5インチミッドレングスハンマーフォージドバレル、ダニエルディフェンスMk12ガスブロック、シュアファイアFH556-RCフラッシュハイダーが組み合わされている。
このURG-I仕様のM4A1カービン(URG-I SOPMOD Block3、以下URG-I)を東京マルイは次世代電動ガンとして再現。製品化にあたっては「The Teppo Blog」で知られるJien氏に構成監修を依頼。実銃に限りなく近いURG-Iが再現されている。
東京マルイの電動ガンでは初再現となるDD 14.5インチミッドレングスバレル、DD ロープロファイルガスブロックはアルミ切削製。アンビタイプのエアボーンタイプチャージングハンドル、MATECH/BUISタイプリアサイトも東京マルイ製品として初めて再現された。
ミッドレングスのスリムなM-LOKハンドガードがついたスタイルはまさに最新鋭のM4カスタムそのものだ。電動ガン随一の実射性能に加えて、内部メカは熟成されたシュート&リコイルエンジン、マガジン内の残弾がなくなると作動がストップするオートストップ機構を搭載。実銃さながらのリコイルショックとリアルなオペレーションが楽しめる。アメリカ軍特殊部隊マニアはもちろんM4カービンカスタムが欲しかった方にお薦めの1挺だ。
DATA
- 全長:825mm/900mm(ストック伸長時)
- 全高:221mm
- 全幅:69mm
- 重量:3,235g
- 装弾数:82発
- 価格:¥69,800
- お問い合わせ先:東京マルイ
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年3月号 P.24~27より抜粋・再編集したものです。