2021/04/06
劇中登場のプラモデル銃をつくる!「アタックガールガン Ver.アルファタンゴ」お手軽製作法
『ガールガンレディ』における「ガールガンファイト」では、「ガールガン」と呼ばれる光弾を発射する銃が使われる。本記事では今月号カバーガールの伊藤萌々香さん(薄井夏菜 役)が劇中で使っていた「アタックガールガン Ver.アルファタンゴ」を製作。各部製作のポイントに加え、プラモデル初心者の方でも簡単に見映えのする仕上がりになるように解説していこう!
■製作作業に欠かせないニッパーも「ガールガンレディ」仕様で登場!
パーツの切り出しには、グリップしやすく切れ味がいいビルドアップニッパーを使用。写真の『ガールガンレディ』オリジナルパッケージ仕様も発売されるので、併せて購入したい。
■パーツの切り出しと組み立て
POINT:スプリングの向きに注意!
トリガー周りなどの可動ギミックにはスプリングを組み込む工程がある。その際、スプリングやパーツの向きに注意しよう。組み立て後、トリガーを引いて戻らない場合は、もう一度戻って組み直そう。
■【お手軽に完成度アップ!】スミ入れする
POINT:多少はみ出てもOK
パーツのパネルラインにスミ入れして、メリハリを付けることで見映えをアップさせよう。スミ入れの塗料にはGSIクレオスの「Mr.ウェザリングカラー フィルタリキッド」を使用。細筆に少し含ませてパネルラインに置くようにすると、伸びがいいのですっと流れ込んでいく。
■マーキングシールの貼り込みと仕上げ
■完成
- ATTACK GIRL GUN Ver.ALPHA TANGO “NATSUNA MODEL”
完成したアタックガールガン Ver.アルファタンゴ。マズルのストライクパーツをはじめ、マーキングも夏菜仕様とした。塗装しないお手軽仕上げでも、スミ入れやトップコートなどひと手間加えることで、ここまで見映えのよい仕上がりになった。
■アタックガールガンにレディコマンダーを搭乗させる「プラモード」も再現!
アタックガールガン Ver.アルファタンゴを変形させ、レディコマンダーアリスを組み合わせることで「プラモード」を再現可能。なお、両キットのセット「アタックガールガン×レディコマンダーアリスセットBOX」(税込¥7,480、4月予定)も発売される。
レディーコマンダーは劇中に実際に登場し、各チームの指揮官となるプラモデルだ。各部関節が可動し、付属の差し替え式各種表情パーツやハンドパーツと組み合わせることで、劇中の姿を再現できる。各パーツは成型色が分けられ、瞳などのホイルシールも付いているので、塗装しないでも充分に見映えのする仕上がりとなる。
ガンプラで知られるバンダイスピリッツの製品だけあってパーツの精度は極めて高く、すばらしいディテールを楽しめる。もちろん、ゲート跡をヤスリで丁寧に処理して、しっかり塗装すればさらに上の仕上がりも目指せる。プラモデルづくりの腕に覚えのある方はぜひ作ってみよう。
©「ガールガンレディ」製作委員会・MBS/BSP