エアガン

2021/03/25

【再掲・全文掲載】A&K「ドラグノフSVDシリーズ」製品レビュー

 

 毎月、数えきれないほどの新作が発表されるトイガン。これはその中で特に注目を集めたトイガンをピックアップし、改めて紹介するコーナーである。今回、紹介するのはA&Kの「ドラグノフSVDシリーズ」。この銃は抜粋記事をすでに公開しているが、「月刊アームズマガジン2021年2月号」にて掲載されたレポートを特別に全文掲載する。

 


 

これぞソ連が誇るミリタリースナイパーライフル

 

A&K「ドラグノフSVDシリーズ」
▲ブラック

 

A&K「ドラグノフSVDシリーズ」
▲リアルウッドストック版スコープセット

 

飽きることのないベーシックモデル

 

 ドラグノフはトイガンにおいても人気の高い機種であろう。東側の銃でスナイパーライフルといえば真っ先に思いつくのがドラグノフであり、それゆえにエアガン化しているメーカーも多い。A&Kもそんなメーカーの1つであり、電動ガンとエアコッキングガンでラインアップしている。今回紹介するモデルはA&Kのオリジナルメカボックスを装備した電動ガンである。レシーバーとアウターバレルなどの主要部分は金属製としハンドガードとストックは木製と樹脂製が選べるなど質感や素材までリアルにできており、実銃のスタイリッシュな雰囲気を忠実に再現。マガジンは200連の多弾装マガジンが付属する。

 

A&K「ドラグノフSVDシリーズ」
刻印も何もないメタルレシーバーがドラグノフの荒々しさを上手く表現されている。セレクターはオリジナルの3段階で上からセーフ・フル・セミとなっている

 

A&K「ドラグノフSVDシリーズ」
ハイダーはドラグノフ特有のフロントサイトと一体となったロングハイダーを装備。フロントサイトは固定式だがガードが付いている

 

A&K「ドラグノフSVDシリーズ」
ハンドガードは左右分割式でAKタイプのバッテリーが収納できる

 

A&K「ドラグノフSVDシリーズ」
スペースが限られているので7.4Vのリポスティックタイプをお薦めする

 

フルオートも撃てるゲームユースなドラグノフ

 

 内部のメカボックスは4枚ギア仕様の専用品でフルオートが可能。作動は滑らかで心地よいフルオートサイクルとなっている。本体の剛性も高く、多少ラフに扱っても壊れる心配はない。またAK専用のスコープもサイドレールを介して装着できるので、本格的なロシアンスナイパーの雰囲気も演出できる。A&Kのドラグノフはスタイルを問わず持っていて損はない電動ガンだ。

 

A&K「ドラグノフSVDシリーズ」
中央が大きく繰り抜かれたストックは強度を確保するために支柱が残されている。オープンサイトで狙うときには邪魔になるチークピースは取り外し可能

 

A&K「ドラグノフSVDシリーズ」
サイドレールは専用スコープを付けるには欠かせない独自規格のものだ

 

A&K「ドラグノフSVDシリーズ」
リアルウッドストック版スコープセットにはPSO-1型4倍スコープが付属。視野は若干狭いがドラグノフと言えばこのスコープは外せないアイテムだろう

 

A&K「ドラグノフSVDシリーズ」
ゼンマイ巻き上げ式の多段数マガジンの装弾数は200発。ショートマガジンなので弾上りは良好だ

 

DATA

ブラック

  • 全長:1,250mm
  • 重量:3,280g
  • 装弾数:180発
  • 価格:¥34,000

 

リアルウッドストック版スコープセット

  • 全長:1,250mm
  • 重量:4,000g
  • 装弾数:180発
  • 価格:¥58,000

 

  • お問い合わせ先:グローバルトレーディング 

 TEL 06-6646-0750

 

 

  • 集弾性:104mm(20m)

 

  • 平均値:91.8m/s(0.84J)
    ※気温27℃ 東京マルイ0.20g弾使用

 

TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年2月号 P.96より抜粋・再編集したものです。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×