2021/03/13
【再掲・全文掲載】ARES「WA2000 スナイパーライフルエアコッキング 2020年バージョン」製品レビュー
毎月、数えきれないほどの新作が発表されるトイガン。これはその中で特に注目を集めたトイガンをピックアップし、改めて紹介するコーナーである。今回、紹介するのはARESの「WA2000 スナイパーライフルエアコッキング 2020年バージョン」。この銃は抜粋記事をすでに公開しているが、「月刊アームズマガジン2021年2月号」にて掲載されたレポートを特別に全文掲載する。
あの伝説のスナイパーライフルがよりリアルになってリバイバル
異色のブルパップスナイパーライフル
P38やPPK/S、P99などのハンドガンで有名なドイツのワルサーは、精密射撃用ライフルやハンドガンを製造するメーカーとしての一面も持っている。そんなワルサーが開発したセミオートスナイパーライフルがWA2000だ。スナイパーライフルとしては異例のブルパップスタイルを取り入れており、ボクシーなレシーバーにバレルを上下から覆うように設けられたフレーム、吊り下げ式バイポッド、サムホールグリップが組み合わされたインパクト抜群の外観は日本でも人気があり、たびたびエアガン化されてきた。そんなWA2000をARESはエアコッキングガンとして再現し、今回紹介するモデルは各部がグレードアップされた2020年バージョンだ。
木製パーツに滑り止めを追加
2020年バージョンの最大の特徴は、木製のフォアエンドやグリップに実銃同様のスティップリング風の滑り止めが施されたことだ。これによりリアルさはもちろん実射時のホールド感もアップした。メタル製レシーバーや吊り下げ式バイポッド、エアコッキングシステム、チューブラーマガジンは従来型から継承されている。重量は6,600gと実銃並み。手にした時の手応えは申し分ない。WA2000が欲しかった方にこのモデルはお薦めだ。
DATA
- 全長:950mm
- 重量:6,600g
- 装弾数:50発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ
e-mail:sales@kinwa-co.jp
- 集弾性:101mm(20m)
- 平均値:91.2m/s(0.83J)
※気温27℃ 東京マルイ0.20g弾使用
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年2月号 P.95より抜粋・再編集したものです。