2021/02/01
ARES「KEL-TEC RDB電動ガン」製品レビュー
異色のブルパップライフルを電子制御システム搭載の電動ガンで再現
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
アメリカのKEL-TECといえばブルパップショットガンKSGや、最近ではFN P-90のマガジンが使えるオートマチックピストルP50をリリースして話題になっている個性的なガンメーカーだ。そんな同社を代表する機種がKSGと同じブルパップタイプのセミオートマチックライフル「RDB」だ。
RDBとは「Rifle Downward-ejecting Bullpup」の略称で、エンプティケースのエジェクト方向を真下にして、さらにマガジンキャッチやセレクターレバーをアンビタイプにすることで、ブルパップライフルのデメリットであるショルダースイッチやマガジンチェンジのしにくさを解消しているのが特徴だ。
今回このモデルを、ARESがKEL-TECとライセンス契約を結んでいるEMGとのコラボレーションにより電動ガンで再現した。KSGに似たフォルムを持つ左右対称のボディは、実銃同様ハイクオリティ・ナイロンファイバー製。アッパーレールが装着された長さ17インチのアウターバレルは金属製。マガジンはスタンダード電動ガンM4系が共用でき、製品版ではショートとミドルタイプのマガジンが各1本ずつ付属する。
内部にはARES独自の電子制御システムが内蔵され、キレのある作動を実現している。色は写真のオリーブドラブとブラック、デザートカラーが用意されている。コンパクトで取り回しやすく、汎用性も高いこのモデルはサバゲー用ウェポンとして最適な1挺だ。
DATA
- 全長:650mm
- 重量:3,040g
- 装弾数:ミドル130発/ショート100発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ
e-mail:sales@kinwa-co.jp
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年3月号 P.20~21より抜粋・再編集したものです。