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2021/02/22
【海外】ドイツ最大の室内射撃施設「MSZU」取材レポート【後編】
これまでさまざまな実銃レポートを紹介してきている月刊アームズマガジン。だが、それを実射している施設についてはあまり触れてこなかった。そこで今回はドイツ最大である室内射撃施設MSZUのレポートを前後編に分けて公開しよう。
ヨーロッパ最大の室内射撃施設
MSZU
シューティングレンジ編
MSZUのレンジはすべて室内であり、巨大なトラップ・スキート射撃場や300mレンジまで備える。訪れる顧客は全体的にハイクラスであり、広々とした施設内で射撃を楽しんでいる。だからこそ射撃場としても高級感を売りにしているようで、そのための設備投資や宣伝に力を入れているという。
やや古いデータだが、2012年の段階でドイツの銃器所持人数は140万人、登録銃器数は550万挺であるという。その人々が射撃に興じつつ、クラブハウスで仲間たちと交流する姿は、日本でいえば高級ゴルフクラブにも似た雰囲気が感じられた。
高級感あふれる射撃施設。ドイツに行く機会があれば、ぜひご訪問されてみてはいかがだろうか?
Text & Photos: 笹川英夫
この記事は月刊アームズマガジン2020年2月号 P.138~139より抜粋・再編集したものです。