2018/10/22
AM編集長が行く GUN&MILITARY見聞録【2018年11月号掲載】
「えらそうに席に座っているだけが編集長じゃない!」 ということで、色々なイベントに出向いたり、様々なアイテムを買ったりして、毎月感じた私の見聞をちょっとだけ報告していきます。
よく働き、よく食べ、よく遊ぶ台湾!!
巻頭特集になっている台湾メーカー取材記に同行し、メーカーさんの最新事情を肌で感じてきた。取材レポートは特集に任せるとして、ここでは台湾事情をちょっと記していこう。
今年2回目の渡航となった台湾。今回は台中~台北への台湾トイガンメーカー取材紀行。初めて台湾高速鉄道に乗車したが、車輌はまるで日本の新幹線と変わらない印象を受けた。 そして、台中に着いた第一印象は、とても大きい都市だということだった。今までの台湾訪問では、台北しか行っていなかったので、そこだけが一大都市で、以南は田舎だと勝手に決め付けていた。
台中では、LCTとICS、G&Gの3社を取材した。それぞれの会社に特色がありつつも、どのメーカーでも感じたのが活気、熱気だった。事務所でも作業場でも、多くの人が働いており、昼時になったら、ガッツリ弁当を食べて、ぐっすり昼寝をしていた。そして、定時になり自分の割り当てを済ませれば、ダラダラ職場におらず、さっさと帰路に着いていた。
取材を終えたら、恒例の夜市に繰り出した。出ているお店の料理が安いこともあり、多くの若者が街を行き交い、歩きながら食べて夜市を楽しんでいた。週末だけでなく、毎日同じような光景が繰り広げられていると聞き、仕事とプライベートの区分けがちゃんとできていて、明日への活力を充填しているイメージだった。
取材後半戦は、台北に戻り、VFCとBOLTを取材した。それぞれ、台北に近い新北市と林口區に位置しているので、タクシーで移動した。台湾のタクシーはTOYOTAが圧倒的で、車種はウィッシュばかりであった。安心の日本車で快適な移動だったが、バイクと車が入り乱れ、車線変更も乱暴なので、ちょっとヒヤヒヤした。
ブログでも投稿したが、台中でのホテルは今までにないほど、きれいなホテルで、たった2泊では味わいきれなかった。
“よく働き、よく食べ、よく遊ぶ”
台湾を訪れるたびに、人間の根源に関わる部分での活力を感じ、こちらもエネルギーをもらった気分になる。
日本人も糖質ダイエットなどで省エネ生活をしていないで、食べて動いてパワフルに生活しないと、諸外国の後塵を拝することになると感じた。
この記事は2018年11月号 P.221より抜粋・再編集したものです。