2021/01/24
こだわりが詰まったサバゲー「ARMOR祭2020」開催レポート
約束の日、約束の場所へ
全国からそれぞれに熱い想いを抱き集まったツワモノたち。主催モエガミの呼びかけに応えた参加者は400名を超えた。さまざまなイベントが中止となるなか、コロナ禍での開催となった大型イベント。いろいろな意味で注目となった『ARMOR祭2020』を紹介する。
- 日時:11月22日(日)
- 場所:UNION BASE、M.E.T ユニオン
- 参加者:420名
- 主催:モエガミ
- 協力:タロー、古市、友美、Sasugo、悠、ちょこぷりん、りょうちゃん、イオリ、バルブP、Zero、ファル、はむだい、セイナ、ナンチャッテゴースト
- PHOTO:ずみ、ほり、へい、熊吉
決意の開催!集まる参加者たち
『ARMOR祭2020』は去年までのイベントとは異なり、開催を決断するまでに長い時間を費やした。このコロナ禍で300人を超えるサバゲーイベントは軒並み中止のアナウンスが流れていたからだ。主催モエガミのもとにはさまざまな意見が届き、開催について悩まない日はなかった。
しかし、重苦しい閉塞感が世の中に漂っていたこと、会場となるフィールドや出店を求めるショップからの声、協力者の応援の声が主催の決断を後押し。この場所が何のためにあるのか、何のために集まるのか、自分たちに何ができるのか、この日は、誰もが試される日となった。
イベントはサバゲーが行なわれる“Bullet”、1vs1の近接試合が行なわれる“ころっせお”、集団の近接対決が行なわれる“アリーナ”、そして、買い物や飲食、交流が楽しめる出店エリアに分かれてまさにテーマパークとなっていた。コスプレ、LARP、アクセサリー、玩具など多様な「こだわり」と「好き」が集まった。
ARMOR祭は今回で5回目を迎え、400人以上の来場者を数えた。コロナの影響で辞退者が100人いたにも関わらず、2020年度最大級のサバゲーイベントとなった。当日は、Twitterのトレンドに『ARMOR祭』が載るなど、大きな反響もあった。コロナがなければ海外からの参加者も30人ほど予定していたので、何もなければ500人を超えるイベントとなっていたかもしれない。
今年は海外メディアの取材も入り、SNS上では海外からのコメントも多くいただいた。日本だけでなく世界からも注目されるイベントとなったのだ。開催から2週間が経過し、参加者全員が健康な状態であることを主催が確認し、『ARMOR祭2020』はようやく閉幕した。SNS上では参加ができなかった方からも『ARMOR祭』に対しての感謝の声があふれている。
もう『ARMOR祭』はただのサバゲーイベントではおさまらなくなっているのかもしれない。来年のARMOR祭の開催を望む声は多い。これからも『約束の日、約束の場所』としてこの場所があり続けてほしいと願う。
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年2月号 P.170~171より抜粋・再編集したものです。