2020/12/23
電子制御トリガー新旧モデルを比較しよう!「PERUN ETU++」
ツインテールをなびかせて、巷で話題のサバイバルゲームから銃や装備など、かすみんが気になるモノをピックアップ!! 今回は、性能アップしたPERUN ETU++のご紹介です!
最近の海外製電動ガンは、お手頃価格なのに最初から電子制御トリガーが入っているものが多く、この数年でどんどん普及してきています。みなさんも1挺は持っているのでは?
人気の理由は、アナログ制御の電動ガンに比べてセミオートのレスポンスがよく、射撃モードを変更することができるといった点でしょうか。そして、海外製電動ガンの中でも、高性能・高品質・使いやすさで有名なG&G製のETU搭載機種ですが、基板を付け替えるだけでさらに性能がよくなるPERUN ETUアップグレードキットの進化版である「PERUN ETU++(ペルン イーティーユープラスプラス)」が10月に新登場しました。
以前のこのコーナーで組み込んだETUアップグレードキットと比べてどのような違いがあるのか比較してみました!
こちらが新しく発売されたPERUN ETU++。変わった機能や新しく追加された機能を簡単にまとめてみました
外観/使いやすさ
上がETUアップグレードキット、下がETU++。ひと回りコンパクトに。基盤も薄くなって、バッテリーや配線の収納がさらにしやすくなりました
「今どのモードになっているのかよくわからない」という相談が多かったのですが、ETU++は基板にあるメニューモードによって色別になるLED表示でかなりわかりやすくなりました
新型の変更点
★アクティブブレーキ
モーターに電気ブレーキをかけ、停止時に慣性力でギアが空転するのを防ぎます。キビキビとした射撃フィーリングへ。
旧:オンまたはオフ
→新:5段階調節
★プリコッキング
ピストンを後退位置で待機させることでトリガーを引くと即座に発射され、セミオートのレスポンスが向上する機能。
旧:5段階強度調節
→新:8段階強度調節
★プリコッキング解除
プリコッキングではスプリングが圧縮された状態となるため、保管時はスプリングの劣化防止のため解除が必要。
旧:セレクター、トリガー操作でメニューモードからプリコッキング解除
→新:セミオートでトリガー長押し2秒で解除
★電子ヒューズ
過電流を検知し、通電を遮断する電子式ヒューズ。
旧:オンまたはオフ
→新:常時オン
さらに追加機能も!
★発射サイクル抑制
バーストやフルオートの連射速度を抑制。連射サイクルが速すぎる場合、この機能を使うことで適切なサイクルに抑えることができます。設定レベル0~5まで(0=100%、1=94%、2=88%、3=82%、4=76%、5=70%)。
★DMRモード
トリガーの連続操作を抑制。1発撃って次の射撃までのトリガー操作を無効化する時間を設定できます。これにより意図せぬ連続射撃を防止することができます。設定レベル0~5まで(0=オフ、1=0.25秒、2=0.5秒、3=1秒、4=2秒、5=3秒)。
★その他
リポアラームを除く全機能をセミ・フルのポジションでそれぞれ設定可能。
例)セミポジション:セミオート、プリコッキングオン フルポジション:3点バースト、発射サイクル抑制
操作はセレクターでメニューモード変更、トリガーで設定レベル変更&決定。アンビセレクターの場合はレシーバーを持って浮かせた状態の方がやりやすいです!
いかがだったでしょうか? 私もこの機会に自分のARP9に組んでいたETUアップグレードキットをETU++に変更しました。とても使いやすくなったので、難しいのが苦手な方にもオススメです!
PERUNの製品はG&G製以外の電動ガンにも組み込むことができるものもあるので、性能アップしたい方はぜひAIRSOFT97までご相談ください!
設定に慣れるまでは付属のシールをストックに貼って、メニューモードを確認しながら操作するのがオススメです!
TEXT:かすみん/アームズマガジンウェブ編集部
Twitter:@aburaneko517
公式LINE:@kasumin
この記事は月刊アームズマガジン2021年1月号 P.182より抜粋・再編集したものです。