2020/12/14
ハートフォード「東京店オリジナルカスタム エイジドエキストリームシリーズ」製品レビュー
ハートフォードが提唱する汚しの美学!
新たなリアルフィニッシュのかたち
2020年、ハートフォードのモデルガンの仕上げに新たに加わった、経年劣化が激しく錆が浮いた状態を再現したエイジドエキストリーム。
当初は、かなりはっきり好みが分かれるため心配もあったと言うが、発売してみると好評でバックオーダーが出るほどだったという。そこで今回、スタールに続きエイジドエキストリームフィニッシュがよく似合う3機種、コルトSAA、コルトM1860アーミー、二十六年式拳銃が加わることになった。
▲コルトSAA 45エイジドエキストリーム ¥36,200(税込)
▲コルトM1860アーミー エイジドエキストリーム ¥42,000(税込)
▲二十六年式拳銃エイジドエキストリーム ¥48,000(税込)
独自の技術で錆を立体的に表現
樹脂、スチール、亜鉛合金などの素材を問わず、リアルに錆が浮いた状態を再現。単なる色だけの処理ではなく、フェイクの錆は粒状で立体的に表現されておりとてもリアルで、もちろんスチール部分の本物の錆は落ちたりそれ以上進行したりしないよう、つや消しクリアで錆び止め処理が行なわれている。当然グリップも、木製、樹脂製を問わず、大幅に使い込まれた状態を再現している。
驚かされるのは、カートリッジまでもが撃たないまま輝きを失ってしまった状態が再現されていること、またこれらの超リアルな経年劣化処理が単なる“ヨゴシ”ではなく、汚く見えないギリギリの美しさを保っていることだ。
まさに驚きの技術とセンス。そんなエイジドエキストリームの魅力にはまる人が続出中だ。
DATA
- 価格:
コルトSAA 45エイジドエキストリーム ¥36,200(税込)
コルトM1860アーミー エイジドエキストリーム ¥42,000(税込)
二十六年式拳銃エイジドエキストリーム ¥48,000(税込)
(各商品とも近日発売予定) - お問い合わせ先:ハートフォード
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年1月号 P.80より抜粋・再編集したものです。