エアガン

2020/10/28

タナカ「SIG P228 M11 EVO2フレームヘビーウエイト」製品レビュー

 

ファン待望のコンパクトモデルBLK!

 

タナカ「SIG P228 M11 EVO2フレームヘビーウエイト」製品レビュー

 

 世界的な名銃P226を生み出したSIGが、1987年に発表したのがP226のコンパクト版であるP228だ。一説にはシングルマガジンのP225のダブルカラム版だともいわれる。

 

タナカ「SIG P228 M11 EVO2フレームヘビーウエイト」製品レビュー

 

 アメリカの制式軍用拳銃がベレッタのM9に決定したあと、まだ残っていた.38口径リボルバーを置き換える形でM11として制式採用され、憲兵隊やNCIS、OSIなどに支給されたという。その他にもP228はイギリスやスウェーデンなど各国の軍隊や、GIGN、SEK、FBI、DEAといった各国の法執行機関でも制式採用されている。

 そんなP228 M11を、タナカはEVO2版ブローバックモデルガンとして発売する。サイトはアメリカ陸・海軍向けのトリチウムタイプとし、スライドは粗めのサンドブラストにより実銃のざらつきある焼き付けコーティングを再現。MADE IN GERMANYの文字やプルーフマーク、セラコート塗装のアルミ製UIDプレートも追加し、さらには操作系のパーツは実銃同様グレーカラーに仕上げた。

 

タナカ「SIG P228 M11 EVO2フレームヘビーウエイト」製品レビュー

フロント/リアサイトには白いロッドを挿入。トリチウムサイトの雰囲気を醸し出している

 

タナカ「SIG P228 M11 EVO2フレームヘビーウエイト」製品レビュー

刻印は2011年モデルを選択したそうで、スライドにはMADEIN GERMANYの文字。フレームにはアメリカSIGの住所

 

タナカ「SIG P228 M11 EVO2フレームヘビーウエイト」製品レビュー

フレームのダストカバー部側面に、セラコート塗装のアルミ製UIDプレートが装着されている

 

タナカ「SIG P228 M11 EVO2フレームヘビーウエイト」製品レビュー

シリアルナンバー、プルーフマークなどに混じってU.S. M11の文字も。操作系のパーツは実銃同様グレーカラーになっている

 

 また構造的には、衝撃が集中するバレルには特殊ABS樹脂、フレームやグリップには重量感のあるHW樹脂を採用し、リコイルガイドに衝撃緩和のバッファー、フレームにもハンマーの衝撃を緩和するエラストマー製ストップを装着した。だからガンガン撃って遊べる。
 これはSIGファンにはマストバイアイテムだ。買い逃すと後悔するだろう。

 

タナカ「SIG P228 M11 EVO2フレームヘビーウエイト」製品レビュー

 

DATA

  • 全長:178mm
  • 全高:137mm
  • 全幅:37mm
  • 重量:650g(カートリッジ含まず)
  • 装弾数:13発
  • 価格:¥29,500
  • お問い合わせ先:タナカ

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

 


 

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この記事は月刊アームズマガジン2020年12月号 P.76より抜粋・再編集したものです。

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