2020/10/09
S&T/EMG「SCW-9 4インチ&UDP-9 7.5インチG2フルメタル電動ガン」製品レビュー
ANGSTADT ARMSのPCCが電動ガンで登場
今回ご紹介するSCW-9とUDP-9は、アメリカでトイガンディストリビューターをしているEvikeのトイガン製造部門Evike Manufacturing Group(EMG)がANGSTADT ARMSの正式ライセンスを取得し、製造をS&Tが担当したコラボモデルだ。本体のパーツ構成はANGSTADT ARMSに準じていて、MP5クラスの大きさのピストルキャリバーカービン(PCC)となっている。
SCW-9 4インチG2フルメタル電動ガン
- 全長:399mm/491mm(ストック伸長時)
- 重量:2,290g
- 装弾数:90発
- 価格:ブラック、TANともに¥35,800
UDP-9 7.5インチG2フルメタル電動ガン
- 全長:596mm/688mm(ストック伸長時)
- 重量:2,775g
- 装弾数:90発
- 価格:ブラック、TANともに¥37,800
レイアウトはM4と同様なので操作性については説明が要らないだろう。マガジンは専用のグロックスタイルで弾上がりも悪くない。装填も脱着もスムーズに行なえる。ハンドガードは極端に短く、狭い場所や射角が取れないようなシチュエーションでも楽にマズルをコントロールできる。ストックが片持ちのアームタイプになっていて、リアの重量が抑えられているのでこれまでのPCC電動ガンの中でも使いやすさは格段上だ。
八角形のハンドガードにはM-LOKスロットが付けられ拡張性も確保されている。フリーフロート構造なのでハンドガードを握っても命中精度に影響はない
PDWストックはアームが1本でバットプレート部がとても小さいので通常のPDWストックよりはるかに軽量だ
チャージングハンドルはバタフライラッチをもつアンビチャージングハンドルが採用された
マガジンはグロックタイプの90連スプリング給弾式
バッテリースペースはSCW-9ではフロントに配置
一方UDP-9はバッファーチューブにバッテリースペースを配置。どちらもスペースが小さめなので、バッテリーのチョイスには注意がいる
内部のメカはS&T製の磁気センサー式トリガーシステムG2電子トリガーとハイスピードモーター搭載の組み合わせで素早いサイクルとキレのある作動が堪能できる。SCW-9とUDP-9はPCC電動ガンユーザーはモチロン、サバゲで勝てる銃を探しているなら魅力のあるトイガンだ。
- お問い合わせ先:UFC
e-mail:wholesale@ufc-web.com
TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:本上みらの
HAIR & MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:SEALs サバイバルゲームフィールド
この記事は月刊アームズマガジン2020年11月号 P.90~91より抜粋・再編集したものです。