2020/08/30
ジーフォース「BB POWER TESTER」製品レビュー
多機能・高性能・使いやすい画期的な弾速測定器
※実際に使用している様子はこちらの動画をご覧ください。
BB弾の威力の上限が銃刀法によって定められている現在、特に自分でカスタムするユーザーにとって弾速測定器は必要不可欠なものだ。今回リリースされたジーフォースの「BB POWER TESTER」は初速の正確さはもちろん、こだわったのはディスプレイの見やすさと機能性だ。
BB POWER TESTERを正面から見たところ。左側にジョグダイヤルとプッシュボタン、中央にOLED(有機EL)ディスプレイ、右側にショットエリアが備わる
本体下部には1/4インチサイズ三脚取り付け用ネジ穴が付属しており、計測時に便利なフレキシブル三脚が標準装備されている
本体後部にはMicroUSB(Type-B)ケーブルが備わっており、パソコンやモバイルバッテリーから電源供給可能で、アップデートやデータビュー用にパソコンに接続できる
従来の弾速測定器はLEDディスプレイが多く、特に太陽光下で数値が見にくかった。しかしこのモデルはOLED(有機EL)ディスプレイを採用することで見にくさを解消。屋外でもはっきりと数値が確認できる。
ECサイトなどで販売されている海外メーカー製の弾速測定器(写真右)と画面を比較したところ。ジーフォース製は視認できるが、海外メーカー製はほとんど視認できない。サバイバルゲームなど屋外で使用する時にその差が現れる
遮るものがない真夏の炎天下で実際に計測してみた。OLED(有機EL)ディスプレイを使用しているため数値がはっきりと視認できる。初速値はもちろんジュール数も即座に確認でき、計測ミスもごくわずかでストレスなく使用できる
表示内容はジョグダイヤルとプッシュボタンを使って設定。6通りのパラメータ設定と99発までテストデータが表示できる。エアガンショップやECサイトなどで購入できる弾速測定器のほとんどが並行輸入品なのに対して、このモデルは国内メーカー製なので故障・破損した時も安心。弾速測定器が欲しかった方にお薦めだ。
DATA
- サイズ:100×30×33mm
- 重量:192g
- 電源:単4アルカリ電池×4本/MicroUSB(Type-B)ケーブル
- 連射サイクル測定範囲:1~60RPS
- 初速測定範囲:15m/s~400m/s
- ショットエリア口径:36mm
- 価格:¥8,900(フレキシブル三脚付き)
- お問い合わせ先:ジーフォース
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2020年10月号 P.94~95より抜粋・再編集したものです。