エアガン

2020/07/06

これは革新的なメカボックスだ!!「EGハードギアフレーム」

 

 電動ガン用カスタムパーツの中でも意外と製品化されていないのがメカボックスだ。ライラクスの「EGハードギアフレーム」は発売がアナウンスされて以来、多くのエアガンチューナーから注目を集めている。今回製品版が入手できたので各部の特徴を簡単に紹介しよう。

 


 

ライラクス

EGハードギアフレーム

 

 

お問い合わせ先

  • ライラクス

 https://www.laylax.com/

  • 価格:¥16,800

 

 スタンダード電動ガンVer.2互換メカボックスをもとに、ハイクオリティな電動ガン用カスタムパーツを作り続けてきたライラクスならではのノウハウが惜しげもなく投入されていたメカボックスだ。通常メカボックスは左右分割式だが、ライラクスは右側のみを上下分割式(ハーフスプリット構造)を採用。吸気系と駆動系のパーツセクションを別々に組み立てることができ、メカボックスを閉じる時に生じがちなトラブルが起きにくくなっており、メンテナンス性にも優れている。メカボックスを分割しなくてもスプリングの交換ができるイージーアクセススプリングガイドシステムが導入され、分解・組立時のストレスが緩和されている。

 

メカボックス上部のブリッジ部分が中央分割式ではなく厚みのある片持ち式を採用することで強度が大幅にアップ

 

メカボックス右側のギアプレートを外したところ。軸受は東京マルイ準拠の6mm径となっている。内側はテフロン塗装が施されている

 

EGハードギアフレーム組み込み例

 

ストレートトリガーシグマ&リターンスプリング、セーフティパーツを装着する。ノーマルではスプリングのテンションでトリガーが浮いてしまい装着しづらいところだが、そのようなことがなくスムーズに装着できた

 

シリンダー周りとタペットプレート&リターンスプリング、ノズルを組み込む。タペットプレートが組みやすく、ピストン側面の溝とメカボックス内側の突起の噛み合わせのズレが防止できる

 

完成例

 

 

 

 さまざまなパーツを組み込んでみた。メカボックスの分解・組立をした経験のある方なら組み込みやすさとセッティングしやすさに驚くはずだ。もちろん分解もしやすいのでリセッティングやメンテナンスも容易にできる。すべてにおいてバランスのとれたEGハードギアフレーム。電動ガンチューニングの常識を変えることに違いない。皆様も是非、お手にしてこの感動を味わっていただければ幸いだ。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

 


この記事は月刊アームズマガジン2020年8月号 P.52~53より抜粋・再編集したものです。

 

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