2019/12/24
初! HV仕様の電動ガン用リポバッテリー
ジーフォースLiHVバッテリーシリーズ
電動ガン用バッテリーとしてすっかり定着したリボバッテリー。特にセミオートのキレを追求したり、連射サイクルを向上したいプレイヤーにとって必要不可欠な存在だ。
そんなリポバッテリーにジーフォースから電動ガン用としては初となるHV仕様「NOIR SNIPER MASTER」シリーズが登場した。ここでは「NOIR SNIPER MASTER」シリーズの特徴と実力を解説する。
電動ガン用リポバッテリーの電圧は一般的に7.4V(2セル)と11.1V(3セル)があり、1セルあたりの電圧は3.7Vとなる。今回ジーフォースからリリースされたLiHV(リチウム・ハイ-ボルテージ)バッテリーは1セルあたりの電圧が3.8Vとなっており、2セル= 7.6V、3セル= 11.4Vと一般的なリポバッテリーよりも電圧が高いのが特徴だ。
そのため、1発ごとのパンチ力があり、セミオート時のトリガーレスポンスやキレを重視したい方、次世代電動ガンなどリコイルショック機能付きの電動ガンにお薦めなのだ。もちろん、連射サイクルアップにも適している。
射撃時は一般的なリポバッテリーと同じだが、充電についてはLiHV対応の充電器を使用することが求められるので注意しよう。
リポバッテリーとLiHVバッテリーの連射サイクルの違い
スタンダード電動ガンの場合
リポバッテリー(ジーフォース製7.4V 1200mAh 20C SOPMOD対応)をG&GアーマメントのCM16 LMGに使用。毎分約654発(秒間約11発)となった
LiHVバッテリー(7.6V 1350mAh 20CSOPMOD対応)で撃った結果。毎分約693発(秒間約12発)となり、リポバッテリーより確実にアップした
次世代電動ガンの場合
リポバッテリー(ジーフォース製7.4V 1100mAh 30C PEQインタイプ)を東京マルイ次世代電動ガンAKS47に使用。毎分約808発(秒間約13発)となった
LiHVバッテリー(7.6V1100mAh 30CPEQインタイプ)で撃った結果。毎分約850発(秒間約14発)とサイクルアップし、セミオートのレスポンスも変化した
G&GアーマメントのSR25 E2 APC M-LOK電動ガンにストックインスティックタイプを使って撃ったみたところ。セミオートオンリーでMOSFET&電子トリガーを内蔵しているため、他銃と比べてセミオート時のトリガーのキレはいいが、LiHVバッテリーを使いことでさらにキレがよくなり、実射していて気持ちいい
LiHVバッテリーを充電する際はLiHV対応の充電器(写真のジーフォースG4マルチチャージャー ¥4,900など)を使用すること
「NOIR SNIPER MASTER」シリーズ・ラインアップ
LiHV 7.6V 2300mAh 20CミニS互換サイズ
- サイズ:88×30×15mm
- 重量:93g
- 価格:¥4,200
LiHV 7.6V 1350mAh 20C ストックインスティックタイプ
- サイズ:119×21×11mm
- 重量:58g
- 価格:¥3,600
LiHV 7.6V 1350mAh 20C SOPMOD対応
- サイズ:122×20×6mm(×2枚)
- 重量:61g
- 価格:¥3,500
LiHV 7.6V 1100mAh 30C PEQインタイプ
- サイズ:65×35×11mm
- 重量:55g
- 価格:¥3,900
LiHV 7.6V 610mAh 20C ハンドガン用
- サイズ:75×17×11mm
- 重量:35g
- 価格:¥2,500
LiHV 11.4V 1350mAh 30C ミニ互換サイズ
- サイズ:86×30×16mm
- 重量:93g
- 価格:¥4,900
商品のお問い合わせ先:ジーフォース
TEXT:毛野ブースカ
この記事は月刊アームズマガジン2020年1月号 P.106~107より抜粋・再編集したものです。