2020/01/20
力強いサイクルを実現!高Cレート仕様のリポバッテリー
G FORCE
NOIR SUPPRESSION HIGH C RATE LiPo BATTERY SERIES
電動ガン用バッテリーとして人気のあるリポバッテリーの性能を判断する基準のひとつに「Cレート」がある。今回、このCレートにこだわったジーフォースのNOIRリポバッテリー「サプレッション」バッテリーシリーズが加わった。ここではこのリポバッテリーの特徴を解説する。
*電子トリガーやMOSFET搭載の電動ガンの場合、高Cレートのバッテリーを使用すると基盤等が破損する恐れがあります。あらかじめ取扱説明書に記載されているCレートを確認のうえご使用ください。
リポバッテリーをよく見ると「20C」とか「30C」とか表示されている。これはリポバッテリーの性能を示す基準のひとつである「Cレート」と呼ばれる連続放電能力を示しており、この数値が高いほど高い電流を流せることになる。つまり、このCレートが高いほど同じ電圧(V)やアンペア数(mAh)であっても高い性能を有している。
NOIRサプレッションバッテリーは通常は20Cもしくは30Cのところ40Cで設定されている。力強いフルオートサイクルを実現するために専用チューニングが施されており、中ダレしにくいコンスタントな放電力が備わっている。フルオートのサイクルアップはもちろんセミオートのキレもアップする。
通常のリポバッテリー(ジーフォースNOIR電動ガン用リポバッテリー7.4V 1200mAh SOPMOD対応)の場合、レート数は20Cが多い
同じ電圧でもNOIRサプレッションバッテリーのレート数は40Cとなっている
レート値20CのNoir LiPo 7.4V 2250mAhミニS互換サイズNOIRバッテリーとフルオートサイクルを比較してみた。まずは20Cでの結果。毎分約761発/毎秒12.7発となった
次に40Cでの結果。毎分約877発/毎秒14.6発となり、秒間約2発の差が出た。数値だけではなく発射音や作動音、リコイルショックでもその違いがわかる
ジーフォースNOIR 7.4V1200mAh SOPMOD対応(写真上)とNOIR SUPPRESSION LiPo7.4V 1100mAh 40C SOPMOD対応サドルパック(写真下)を比べたところ。レート数、容量は異なるがサイズはほぼ同じだ
次に「NOIR SUPPRESSION LiPo 7.4V 2000mAh40CミニS互換サイズ(¥3,800)」を使って実射してみよう。使用する銃は東京マルイの次世代電動ガンAKS47 TYPE3だ
フルオートのサイクルレートだけではなくセミオートのレスポンス&キレも向上し、さらにリコイルショックも強くなった。高Cレートなら次世代電動ガンのポテンシャルをフルに引き出せる
電動ガン初心者にもオススメ!
FIRST SHOT LiPo BATTERY SERIES
今回ご紹介した高Cレート仕様は電動ガンのカスタムや電気系の知識が必要なため、初心者には手が出しにくいだろう。そこで最後にご紹介したいのがFIRST SHOTシリーズ。こちらは20Cなのでリポバッテリーのキレやレスポンスの良さを体感できる入門編としてオススメだ。いずれもお得な2本セットとなっている。
LiPo 7.4V 450mAh 20C ハンドガン用(2本入り)
- サイズ:60×17.5×11mm
- 重量:24g
- 価格:¥3,600
LiPo 7.4V 1800mAh 20C ミニS互換サイズ(2本入り)
- サイズ:85×32×16mm
- 重量:92g
- 価格:¥5,800
- 商品のお問い合わせ先:ジーフォース
TEXT:毛野ブースカ
この記事は月刊アームズマガジン2020年2月号 P.94より抜粋・再編集したものです。