2020/09/04
「オールドスクール」のサブマシンガンをピックアップ !!
月刊アームズマガジン10月号では、サブマシンガンを誕生した時代によって「次世代型」「プレ次世代型」「モダン」「オールドスクール」の4つのカテゴリーに分類して紹介した14ページにわたる特集を掲載。そんな各カテゴリーにおけるサブマシンガンの特徴と進化の歴史を辿った特集から、「オールドスクール」にカテゴライズしたモデルをダイジェストでお送りしよう。
AGM
MP40電動ガンブラック
知名度ナンバー1のWWⅡドイツ軍のサブマシンガン
ベルグマンMP18によって始まったサブマシンガンの歴史。それをさらに一歩進めたのがこのMP40だ。ピストルグリップに折りたたみストック、垂直に配されたマガジンは現代にも通じるサブマシンガンのデザインとなっている。世界各国での使用実績を誇り、普遍的な9mm弾を使用することもあり現在でも局地的にではあるが使用が確認されている。
マガジンをフォアグリップ代わりにすることで安定して構えることができる。ストックも構えやすくライフル的な使い方をしていた当時の状況が垣間見れる
- 全長:626mm/836mm(ストック展開時)
- 重量:3,000g
- 装弾数:55発
- 価格:¥27,500
- お問い合わせ先:UFC
http://ufcairsoft.jp/
e-mail:wholesale@ufc-web.com
S&T
スターリングMk5(L34A1)電動ガン
サプレッサーが装着された特殊部隊仕様のスターリング
サイドにマガジンが配されたスタイルが特徴的なスターリングSMG。イギリス軍が採用したこのモデルをはじめ、多くのモデルがベルグマンの影響下にある。スターリングはそのコンセプトをさらに推し進め、フォールディングストックやピストルグリップを装着しているMk5(L34A1)はサプレッサーとフォアエンドが標準装備された特殊部隊仕様。
コンパクトさとは無縁のデザインがクラシカルな印象を与える。現代のサブマシンガンとはその使い方からして異なり、その歴史を感じるデザインも濃厚な味わいだ
- 全長:685mm/873mm(ストック展開時)
- 重量:3,425g
- 装弾数:110発
- 価格:¥43,800
- お問い合わせ先:UFC
http://ufcairsoft.jp/
e-mail:wholesale@ufc-web.com
東京マルイ
トンプソンM1A1電動ガン
あのサンダース軍曹が愛用したアメリカ軍のサブマシンガン
第二次世界大戦でアメリカ軍が使用したトンプソンM1A1は、ウッドのグリップやフォアエンド、ストックがクラシカルな雰囲気を醸し出す。そのデザインはモダンなサブマシンガンとは一線を画しており、存在感のあるシルエットが印象的だ。インターフェイスも独特だが、それすらもこのトンプソンM1A1では「味がある」という表現が適切だ。
バージョン6メカボックスや黒染め仕上げの亜鉛ダイキャスト製のアッパーレシーバ-など電動ガンとしては意欲的な特徴を持つ
- 全長:803mm
- 重量:3,410g
- 装弾数:60発
- 価格:¥35,800
- お問い合わせ先:東京マルイ
http://www.tokyo-marui.co.jp/
ARROW DYNAMIC
ベルグマンMP18電動ガン
すべてのサブマシンガンの原点を電動ガンで再現
拳銃弾を使用してフルオート射撃を可能としたのがサブマシンガンであり、その元祖ともいえるのがベルグマンMP18だ。まるでライフルのようなストックやバレルジャケットとしての役割も担う円筒形のレシーバーなど、初期のサブマシンガンの多くに影響を与えている。クラシカルなデザインだが、使用用途や用兵思想が異なるためだ。
ライフルのようなストックや大柄なボディが特徴。この当時のサブマシンガンの多くはこのベルグマンから影響を受けているはずだ
- 全長:825mm
- 重量:3,800g
- 装弾数:180発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ
e-mail:sales@kinwa-co.jp
TEXT:毛野ブースカ、モロ☆/アームズマガジンウェブ編集部
撮影協力:ビレッジ2
この記事は月刊アームズマガジン2020年10月号 P.60~63より抜粋・再編集したものです。