2020/06/19
リトルアーモリー「RPG7タイプ」を作ろう!
トミーテックの1/12銃火器模型「LittleArmory(リトルアーモリー)」シリーズに、旧ソ連で開発された携行式対戦車兵器RPG7がラインアップした。AKなどとともに現在も紛争地域に度々登場し、この種の兵器としてはメジャーであるがゆえに待望の製品化と言えるだろう。作例ではランチャー本体周りのダメージ表現を加えて使い込まれた雰囲気に仕上げているので、ご覧いただきたい。
RPG7タイプ
- 発売元/トミーテック
- 価格/¥1,600、5月発売予定
※「figma 朝戸未世 夏制服 ver.」「figma 椎名六花 夏制服 ver.」は別売です。
figma原型制作/ドラゴンクラフト
ヒートカバーのダメージ表現
本体のヒートカバー(木製)が傷だらけになっているところを再現するために、下地に明るいアースカラーを塗装してからクリヤーブラウンなどを上塗りしてニス仕上げを再現。木目は今回省略したが、描く場合は上塗り前に描いておくといいだろう
ナイフやリューターで適当に傷を付ける。実物はぶつけてできる打痕のようなので、長く深くしないように注意する。この後スミ入れ塗料のダークブラウンでウォッシングして馴染ませる
実戦でラフな扱いを受けたRPG7の写真資料を参考に、木製ヒートカバーにダメージ表現を加えたことで存在感のある仕上がりとなった
スコープの接眼側はドリルで彫って開口してみた。この作業は少し手間でも小径から少しずつ大径にしていくと失敗しにくい
HEAT弾頭は着脱可能。安定翼が展開した飛翔状態や、装填前の弾頭単体を再現できるパーツも別に用意されている
製作・文:國谷忠伸/アームズマガジンウェブ編集部
© TOMYTEC
この記事は月刊アームズマガジン2020年7月号 P.154~155より抜粋・再編集したものです。