2020/01/31
タナカ「SIG P220陸上自衛隊 EVO2フレームHWモデルガン」製品レビュー
P226に続きP220も最新仕様のブローバックに!
●日本でライセンス生産された自衛隊モデル
昨今の災害出動などでその姿を目にすることが多くなった自衛隊。ひたむきで懸命に活動する姿から、あらためてファンになったという人も多いという。
そんな人気の自衛隊の装備のひとつ、9mm拳銃がP220だ。SIGザウエルの許諾を受け、日本国内でライセンス生産されている。
陸上自衛隊、航空自衛隊、海上自衛隊で、支給されるモデルの刻印が異なることが知られている。そんな9mm拳銃は、次期制式拳銃がH&KのSFP9(VP9)に決まったということで、今後確実に少なくなっていくであろうことから、逆に注目が集まっているんだとか。これはやっぱり、全種コレクションしておくべき?
●進化したEVO2ブローバックを堪能する
タナカはまず、P220のガスブローバックから最新仕様にした。そしていよいよ、満を持してモデルガンの自衛隊バージョンも最新仕様のEVO2対応、フレームHW化されることになった。
“NMB SHIN CHUO”の文字が刻まれている
“桜にW”の陸上自衛隊向けモデルの刻印
衝撃に強い補強バレル
スライドストップが掛かる部分には削れ防止対策が施されている
8個の確認孔が開いたリアルなマガジン
マガジン底板には“9mm Luger”の文字
軽量で腐食に強い硬質アルミ製EVO2カートリッジ、ブラスト処理した特殊軽量スライド、補強バレル、衝撃を吸収するスプリングバッファー付きリコイルスプリングガイド、エラストマー素材のハンマーストップ、スライドストップ溝の削れ防止対策、スチールパーツの防錆処理、ウエイト入りHW製グリップといった最新スペックを盛り込んだ。
ガンガン撃っても大丈夫。痛快なブローバックを堪能できる。
※写真は試作品です。量産品とは細部が異なる場合があります
DATA
- 全長:195mm
- 全高:143mm
- 全幅:35mm
- 重量:650g(カートリッジ含まず)
- 装弾数:9発
- 価格:¥25,800(2月中頃発売予定)
- お問い合わせ先:タナカ
TEXT:IRON SIGHT
この記事は月刊アームズマガジン2020年3月号 P.82より抜粋・再編集したものです。