2025/12/31
銃の名称と関連用語に関する考察 Part 3 制式ってなに?

Photo by Yasunari Akita
私達が普段使っている銃器関連用語は、本当に正しいものなのだろうか。多くの人が多用している“制式採用”という単語に関して考察してみた。そもそも“制式”とはなにか。そこから探っていくと、いろいろなことが見えてくる。
“制式採用”???
M17/18がアメリカ軍に制式採用された…
グロック Gen5 FRはフランス軍の制式拳銃だ…
といった表現は、Gun Pro誌のみならず、日本の銃器関係雑誌、SNS、ブログなど様々なネット情報でよく見掛ける。しかし、この“制式採用”、“制式拳銃”という言葉は、正しい日本語なのだろうか?
ある時、このことを疑問に思うようになった。
言葉は生きている。何かがきっかけで新しい言葉が生まれることがしばしばあり、それは一過性のものであったりもするが、中にはすっかり日本語として定着する場合もある。その一方で、古くから使われてきた言葉の中には、ほとんど使われなくなって“死語”と化すものもある。
正しいとか、正しくないとかに関わらず、多くの人が使い、且つ多くの人がその意味を理解しているなら、それは日本語として通用しているといえる。“制式採用”、“制式拳銃”はまさにそういう類の言葉で、初めて見聞きした人でも、その意味を正確に理解できそうな言葉だ。しかし、言葉として、正しくないのであれば、できれば使いたくないと、自分は思うようになった。
“制式採用”をgoogleで検索すると、AI Overviews(AIによる概要)により、2025年12月末の時点では次のように表示される。
“軍隊や公的機関が特定の装備品(兵器、車両、航空機など)を正式に採用し、その仕様や規格を統一・標準化して公式に使用することを決定する意味で、一般的に「〇〇式(例:64式小銃、90式戦車)」という名称が付与されます。これは「正式採用」が単に正規メンバーになる意味で使われるのに対し、「制式」は「規格化された仕様(制式要綱)」に基づき、品質や性能を一定に保つための公的なプロセスを指します。”
という回答が表示された。
そして主なポイントとして、
“規格・仕様の統一: 製品の品質を保証し、部品の互換性や整備性を確保するため、詳細な仕様(制式要綱)が定められます。”とし、(中略)
“公的機関(主に防衛省・自衛隊): 装備品の選定・承認プロセスを経て行われます。”
さらに
“「正式採用」との違い: 「正式採用」が試用期間を経て正規メンバーになる(一般企業など)意味合いが強いのに対し、「制式採用」はより厳格な規格とプロセスを伴う公的な制度です。”
(中略)
“つまり、「制式採用」とは、「この仕様のものを公式に使いましょう」と、厳格な基準とプロセスを経て規格化・承認することを指します。”
という回答だった。
さすがは生成AI、実に無難にまとめている。無難すぎて中身は浅い。
一方、ウィキペディアを見てみると、“制式採用”という項目はなく、“制式名称”に対する解説の中に
“制式名称(せいしきめいしょう)は、軍隊や警察などの組織が研究や開発、生産と配備を行う兵器や主たる付帯装備などに命名する識別用の名称や記号であり、公式にその採用を認定した段階で付与される。多くの組織では「命名規則」といった一定の命名法に基づいて決められている。単に制式名とも呼ばれ、これらの組織が装備などを採用して制式名称を与えることは「制式採用」や「制式化」と呼ばれる。”
と、制式採用について最後に言及している。
では、Chat-GPTにも聞いてみよう。
“制式採用とは、特定の製品や技術、手法を公式に採用することを指します。これは、特定の基準や仕様に従って、組織や企業が標準として採用するプロセスを含みます。主に軍事、航空、情報技術などの分野で、性能や互換性を確保するために重要な役割を果たします。
制式採用の目的には以下のようなものがあります。
標準化: 製品や技術の基準を統一し、品質や互換性を確保する。
効率化: 手続きや運用において一貫性を持たせ、運用コストを削減する。
信頼性の向上: 認定された製品や技術を使用することで、信頼性や安全性を高める。
具体的な例としては、軍事用の武器や装備が制式採用されることが多いですが、民間の産業でも幅広く使われています。”
これが2025年末におけるChat-GPTの回答だった。いろいろ語っているけど、これまた無難で浅い回答だ。
GoogleのAI Overview、Chat-GPTはどちらもネット上にある情報から判断分析しているため、“制式採用”という言葉が存在することを前提に答えを導きだしている。
しかし、自分は“制式採用”、“制式拳銃”(もちろん“制式ライフル”も)という言葉そのものを疑っているのだ。
そもそも、“制式”とは何だろう。そこでアナログの極みである国語辞典、その最高峰に位置する“広辞苑”(第七版:2018年1月12日発売:最新版)で調べてみた(持ってないので図書館で調べた)。広辞苑の場合、ネット情報の影響は受けることなく、正確な日本語のみを掲載していると思うからだ。
天下?の広辞苑に、“制式”という言葉は以下のように記されていた。
“制式 きまり。定められた様式。”
たったこれだけだ。分厚い辞書であっても、収まる文字数には限度があり、詳しい解説を入れる余裕は無かったのだろう。15年ぶりぐらいに紙の辞書を引き、その限界を実感した。これではネット検索に敵うわけがない。
もし、広辞苑の“制式”の欄に用法として、“制式採用”という文字があれば、正しい日本語としてこの言葉があるのだということを認識でき、自分が感じている疑問は氷解したのだが…
ちなみにすぐ横には“正式”が載っていて、こちらは
“正当な方法。簡略でない正規の方式。本式。”
とある。用法として
「正式に採用する」「正式な名称」⇔略式
「正式裁判」簡易裁判所の略式命令を受けた被告人(その弁護人等を含む)または検察官が、それを不服として命令の告知後、14日以内にその簡易裁判所に対して請求し、それに基づき通常の規定により審判して行われる裁判。
という解説が載っていた。
正直な話、広辞苑の“制式”に対する説明はあまりにもシンプル化し過ぎており、少し説明不足だ。
少なくとも、“制式”の意味は、“きまり。定められた様式”というだけのものではなく、もう一歩、踏み込む必要があるはずだ。
広辞苑にこれ以上のことが書かれていない以上、自分なりの“制式”という言葉を分析して解釈するしかない。
制式ってなんだ?
制式という言葉が生まれたのは、明治維新以降だろう。江戸時代には、こんな言葉があったとは思えない。
“制”は“定めること”を意味し、“式”は“決まり事”、“規格”を意味する。主に軍や公的機関が用いる装備品を統一する上での“定められた仕様”を意味する目的で“制式”という言葉が作られた。
Chat-GPTは“軍事用の武器や装備に使われるが、民間でも使用される言葉”と説明しているが、民間で“制式”という言葉を使う事例は少なくとも自分は聞いたことがない。
「このタブレット端末はわが社の制式として使用しているモデルだ」とか、タクシー会社が「これが我が社が制式に採用した車輛です」などとは言わないだろう。 “制服”とか“制度”という言葉は、民間企業でも用いられるが、それは“制”が“定めること”を意味する言葉だからであって、“制式”となると、民間企業が使う言葉ではない。
明治維新以降、中央集権的な近代国民国家が形成され、国軍として大日本帝国陸軍と大日本帝国海軍が設置された。これに伴い、陸軍、海軍がそれぞれ装備を定め、この時に初めてその武器と装備に関する規格を“制式”としたのではないだろうか。そのため、“制式”は軍事用語であって、民間企業や一般市民には縁のない言葉となった。
日本軍はさまざな“規格”を“制式”として定め、武器、装備を採用していった。その時に使われた言葉が“制式制定”だ。“制定”とは、“(きまりを)取り決めること”であり、すなわち“制式制定”とは、“規格を取り決める”ことを意味する。
おそらく当時、“制式採用”などという言葉は存在しなかった。“制式”=“(軍事組織における)規格”であり(広辞苑には“きまり。定められた様式”とあった)、そうであるなら、“制式採用”という言葉は“規格を採用する”という意味になってしまう。採用するのは、制式という規格に基づく武器や装備品だ。だから“制式採用”という言葉はないだろう。
旧軍の武器に不具合や使い難さが見つかり、それを改めるために仕様を変更する必要が生じた時、“制式中改正”が実施された。例えば日本軍の主力拳銃である十四年式は、大正14(1925)年11月13日に仮制式制定を受け、そのまま(仮制式のまま)、昭和20年8月15日の敗戦まで20年間、大日本帝国陸軍の主力拳銃として使用されたが、その間、6回以上“制式中改正”を受けた。ここでいう“制式中改正”は“規格(仕様)の一部変更”に他ならない。
第二次大戦後の1950(昭和25)年、日本に警察予備隊が創設され、保安隊を経て、1954(昭和29)年に陸上自衛隊となった。自衛隊はかつての日本軍とは異なる組織ではあるが、多くの用語を引き継いでいる。“制式”という言葉もそのまま使用が継続された。
戦後の防衛庁、防衛省における武器、装備品の採用は、“装備品等の制式に関する訓令(昭和29年防衛庁訓令27号)”に基づいている。そこでは“制式は装備品について防衛庁長官が定めた型式であり、自衛隊の装備品中の重要なものに限定される”とされた。
ここでも“制式”=“型式”であることを明確にしている。“型式”は“規格”とほぼ同義語だと言って良いだろう。
繰り返しになるが、“制式採用”という言葉は“型式採用”という意味となり、完全におかしな言葉だとはいえないが、ちょっと“しっくりこない”と感じる。採用するのは“型式”ではなく“その型式に基づいて製造したもの”だからだ。
したがって “制式採用”という言葉は、旧日本軍も自衛隊も、公式に使ったことはないと自分は推測している。にもかかわらず、この言葉が広く普及したのは、誰かがどこかで使い(おそらく1960年代の旧Gun誌あたりで使われたのではないだろうか)、それが“正式採用”という一般的な言葉と全く同じ発音となることから、違和感なく受け入れられたのだろう。そして複数の人がその言葉を使い出し、頻繁に目にするようになって言葉として定着したのではないだろうか。
実際に自分も過去には“制式採用”という言葉を多用した。しかし、ある時期から、“言葉としておかしい”と感じ、それ以降、ほとんど使っていない。使うなら、“制式制定された”が正解だ。
制式を廃止
防衛省は、2007(平成19)年、8月25日、“装備品等の部隊使用に関する訓令”を発し、その中で“装備品等の制式に関する訓令(昭和29年防衛庁訓令第27号)は廃止”とした。これにより、部隊使用承認によって装備品の名称を決定するとした。この訓令には明記されていないが、“制式に関する訓令”を廃止するということは、これ以降、“制式”という言葉は用いない、ということだろう。とはいえ、○○式といった名称はこの後も継続して使用されている。しかし、それは“制式名称”ではなく、“承認した名称”というものだ。
だとすると、もう “制式”という言葉自体が過去のものということになる。ならば“制式採用”という言葉も、なおさら使うべきではないのではないかと思うのだ。
とはいえ、多くの人が依然として“制式採用”という言葉を使っている。AIもそれに引きずられて“制式採用”を解説している。これはどうすることもできない。
平成19年の“装備品等の部隊使用に関する訓令”はネット情報として載っているが、昭和29年(自衛隊発足の年)の“制式に関する訓令”の中身はネット情報にはない。この“制式に関する訓令”が廃止されたということは、“制式”というものが“無くなった”ということまではAIは理解できず、結果としてAI OverviewsもChat-GPTもそのことには言及できなかったのだろう。
自分が“制式採用”という言葉を使わなくなったきっかけは、これに相当する外国語がないと気付いた時だ。強いて英語にすれば、“officially adopted firearms”、“formal adoption”となり、これらは“正式採用”と言っているに過ぎない。制式拳銃は、“service pistol”であり、そこには“制式”という言葉のニュアンスは含まれていないように感じる。そもそも外国語には、日本語でいう“制式”(軍事組織における“規格”)に相当する言葉がないはずだ。
それ以降、自分は旧日本軍、および自衛隊関連以外では“制式”という言葉を使わなくなった。
2019年末に20式新小銃が採用された時、防衛省は一言も“制式”とは言っていない。またHK SFP9に関しては、その呼称は“9mm拳銃SFP9”であり、こちらには○○式という名称すらない。自衛隊にとって、もはや“制式”は過去の言葉なのだ。すなわち“制式”という言葉は、もう死語に等しいのだ。
日本警察における制式
日本の警察では制式という概念があるのだろうか。また制式という言葉を使用するのだろうか? 警察は法執行機関であり、軍隊ではないが、使用する用語などには一部共通となっている場合もある。
いろいろ調べた結果、“警察官の服制に関する規則”の第2条 “制式等”という文字を見つけて、“制式”という言葉が警察でも使われていることが確認できた。
そこには、“警察官の被服及び装備品のうち別表に掲げるものの色、地質又は材質及び制式は、同表のとおりとする。”
とあり、やはり“制式”=“規格”という意味で使われている。そして、警棒、手錠、拳銃つりひも(ランヤード)、帯革(べルト)等について、制式という項目で、細かい規格を規定している。
残念ながら、銃に関しての“制式”という言葉を使った公式な通達や訓令は見つからなかった。しかしながら、“制式”という言葉を使う組織である以上、拳銃に関する“制式”もあるだろう。但し、日本警察が“規格”という意味で“制式”という言葉を使っている以上、やはり“制式拳銃”という呼称は使っていないのではないだろうか。
そもその日本警察の“制式”とはどんなものなのか。“警察官の服制に関する規則”の中にある“手錠”という項目を見てみよう。
手錠
色 黒色
材質 アルミ合金とする
制式 1 本体二個に回転板各一個を付け、環で連結する。
2 本体に鍵穴各一個を設け、日章各一個を打刻する。
3 形状は、図十七のとおりとする。
これが“制式”というものなのだ。警察官が使用する手錠の“仕様”、“形式”、“きまり”を具体的に述べたもの。これが“制式”という言葉の正体だ。
これを見て明確に認識した。“制式採用”や“制式拳銃”などという言葉は本来存在しないし、日本語としておかしいということを。
制式制定するという事
“制式”という言葉が、自衛隊では既に過去のものとなっているという事実はとりあえず無視して、“制式”について、もう少し、考えてみよう。
事実上“制式制定”するという状態は、かなり細かな仕様に至るまで、明確に定めて、それが明文化された状態を指すものだ。アメリカ軍が2017年1月に採用したSIG SAUERのM17/M18は、その採用決定直後の同年4月に、落下させた場合に暴発する可能性があることをSIG SAUERは認識した。そしてアメリカ軍に対し、 ECP(Engineering Change Proposal:技術変更提案)を提示し、これが承認され、銃の設計変更がおこなわれることになった。アメリカ軍以外のP320ユーザーに対して、Voluntary Update(自主的改良)プランが提示されたのは同年8月であり、アメリカ軍にECPを提示した時期から4ヵ月後だった。この間にP320の暴発事故はSNS等を通じて広く知れ渡り、法執行機関と一般消費者からはSIG SAUERの公表遅れに対して批判の声が多く聞かれた。
それはともかく、いったん軍用として採用が決まったM17/M18は、その直後に仕様変更をおこなわなければならなかったわけで、スタートからつまずいた。
その後、アメリカ軍への納入が始まったが、今度はセイフティレバーやスライドストップレバーなどの操作系パーツの表面処理をコヨーテブラウンからブラックに変更することをSIG SAUERが決めた。この時も同社はECPを提示し、アメリカ軍の承認を得ている。
軍のサービスピストルとして採用されるということは、そんな些細な変更でも、いちいち承認を得ないといけないのだ。その意味でM17/M18の採用は確かに“制式制定”に相当することであったと言えるだろう。
英国陸軍は2013年、グロック17 Gen4をL131A1 General Service Pistolとして採用、SASなど一部の特殊部隊はグロック19 Gen4をL137A1の名前で使用している。これらは既存のブラウニングハイパワーL9A1の後継機だ。グロックは2017年にGen5を登場させたが、英国軍に2017年以降に納入されるL131A1, L137A1があったとしても、それはGen4仕様でなければならない。同様にGen6が登場した2026年以降も、英国陸軍がL131A1 を調達するのであればGen4仕様が納入されることになる。もしGen6を納入するのであれば、軍用規格を改訂しなければならない。軍に公式に採用される(制式制定に相当する)ということは、そういう事なのだ。何らかの事情で違う仕様の銃が納入されることがある場合は、新たなモデルナンバーが割り振られることになる。
その意味では2019年に自衛隊が採用した“9mm拳銃SFP9”はどうなのだろうか。現状、Heckler & KochはSFP9をラインナップに残している。しかし、すでにSFP9 A1が登場しており、今後も自衛隊が導入したのと同じSFP9は生産を継続するかはわからない。もし2030年に自衛隊がSFP9を追加発注した場合、同じ仕様のモデルが製造供給されるのだろうか。SFP9の国内ライセンス生産計画は無いようなので、サービスピストル追加発注の時期によっては、SFP9とは異なるモデルが導入される可能性があるだろう。
したがってSFP9は2019年に自衛隊にサービスピストルとして採用されたが、次にサービスピストルを調達するとき、それは必ずしもSFP9であるとは限らないのではないだろうか。“装備品等の制式に関する訓令は廃止”とは、“制式”という“仕様”、“形式”、“きまり”を排し、もっとフレキシブルに装備を選定できるようにするということなのだと自分は解釈している。
制式のない時代
時代は大きく変化した。ライフルはともかく、軍用サービスピストルはひとつのモデルを採用し、それを何十年も同じ仕様のまま、使い続けることが必ずしも正しいことだとはいえなくなってきたように思う。それよりも頻繁にアップデートしていくことが当たり前になっていくのではないだろうか。
アメリカ軍はM9の時代から、部隊によってはSIG SAUERやGlock、あるいは1911系カスタムを導入していた。この状態はM17/M18の時代になっても変わらない。1911は既に無いが、グロックは使われている。全軍が等しくM17/M18で統一されているわけではないのだ。それにM17/M18のモジュラーシステムを活用すれば、部隊毎により違う仕様にし得る。今後はそういう違いも生じてくるだろう。そうなるとスタンダードピストルという概念はどんどん薄れていく。
ちなみにM17/M18は安全性に疑念が生じているが、アメリカ軍は安全管理手順と検査の強化でこのプラットフォームを継続して使用する方針を持っているようだ。
ライフルだって同じような傾向があると言えるだろう。アメリカ軍はM4A1カービンがスタンダードではあるが、実戦部隊は様々なアクセサリーを装着し、改造を施したM4を使っている。全軍がM4系で統一されているわけではない。DELTA FORCEやNavy Sealsなどは、HK416を使っているし、USMCはM27 IARを使用、その一方で新しい6.8×51mm 弾を使用するM7の運用も一部で始まっている。ひとつの型式のライフルを全軍が使う時代ではなくなっているのだ。
そんな時代にあって、“制式”などという言葉、あるいは“制式”に相当する規格は、もうあまり意味を持たないように感じる。それより、フレキシビリティを持って変化に対応していくことの方が良い結果を生むのではないだろうか。 その意味でも“制式”はもう過去の言葉になりつつあるのだ。
Text by Satoshi Matsuo
Gun Pro Web 2026年2月号
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