エアガン

2019/11/02

勝てるサバゲーウェポンはどれだ!?【コンパクトカービン/PDW編】

カッコよさ、実射性能、使いやすさ…あなたならどれを選ぶ!?ここ最近特に注目されているエアガンの数々をカテゴリー別にピックアップ!主に「機能性」に焦点を当てて紹介したい。レポートは、「声優サバゲー部」の小森未彩さんと愛原ありささん、そして毛野ブースカと、それぞれ異なる視点を持つ3人が担当する。

 


 

東京マルイ スコーピオン mod.M

CQBからアウトドアまで軽量・コンパクトなオールラウンダーなサブマシンガン。

 

 

スコーピオンVz61をベースにした東京マルイのオリジナルカスタムで、トレンディーなM-LOKハンドガードやピカティニースペックのマウントベース、しっかり肩付けできるフォールディングストックを採用。アウターバレルやストレートトリガー、ボルトカバーは窒化チタンコーティングをイメージしたゴールドカラーで、グリップとストレートマガジンはワッフルパターンと、デザイン性と機能性を両立させている。

 

フラッシュハイダーを外すと14mm逆ネジ仕様のアタッチメントが現れる。フラッシュハイダーはリバーシブルタイプ。

 

フォールディングストックは折りたたむとバットプレート部分がフォアグリップとして活用できる。

 

 

KSC ストラックTEGコンパクト

サイクルエンハンサーを標準装備。ナックルガードスタイルが個性的な1挺。

 

 

ピストルキャリバーカービン(PCC)をKSC流にアレンジしたモデル。その真骨頂はマガジンハウジング部分を延長しグリップ一体のナックルガードを追加したロアレシーバーで、取り回しやすさはピカイチ。さらにショートレングスのキーモッドハンドガード、アンビコントロールレバー、PDWストック、PTSのEP BUISが付属するほか、内部には「サイクルエンハンサー」を搭載。個性的な1挺がほしい方にもお薦めだ。

 

チークピース付きのワイヤータイプのリトラクタブルストック。ボタン操作せずにワンアクションで引き出せる。

 

スリムなハンドガードはキーモッドを採用。14mm逆ネジ仕様のマズルには大型フラッシュハイダーが付属。

 

VFC/Umarex HK MP7A1電動ガン

リアルスケールで再現されたボディと、パワフルな新開発ギアボックスを採用。

 

 

ヘッケラー&コックとの正式契約によりリアルスケールでモデル化され、新開発のマイクロメカボックスはハイスピードギア、ハイトルクモーター、MOSFETを採用するなど電動ガンとしての機能が充実。さらにマガジン内の残弾がなくなると作動が停止する機能も搭載されている。

 

残弾を確認できるスモークタイプのスプリング式マガジン。装弾数は110発。

 

フォアグリップは実銃同様に折りたたみ可能。ハンドガード側面にはオプションのアクセサリーレールが装着できる。

 

G&Gアーマメント ARP556

傑作ARP9の血筋を引くM4系マガジン仕様のコンパクトカービン。

 

 

多くのサバイバルゲーマーの支持を集めているベストセラー、ARP9のバリエーションモデル。もっとも汎用性の高い電動ガンM4系マガジンが使用でき、ミニマムレングスのM-LOKハンドガード、ストレートタイプのGOGピストルグリップV2、2段階に伸縮可能なワイヤーストック、ロータリータイプのホップアップチャンバー、さらにMOSFET&ETU、450連マガジンが標準装備となる。サバゲーウェポンとして理想的なパッケージングだ。

 

顎のように突き出たハンドガードには、同社のARP9と同じくM-LOKが採用されている。

 

ARP9に匹敵する軽さとコンパクトさを実現。狭い場所でも取り回しやすい。

 

 

クラシックアーミーAR4-SBR

本体の大部分が樹脂パーツで構成され、非常に軽く取り回しも良好。

 

 

MUR-1タイプの樹脂製レシーバー、M-LOKハンドガード、ワイヤーストックを装備するなど最新パーツが奢られている。電子トリガーシステム(ECS)搭載によりキレのあるトリガーフィーリングを実現し、マガジンは電動ガンM4系を使用。他社に比べてバッテリー交換・収納がしやすいのも、このモデルの魅力のひとつだ。

 

樹脂製パーツを多用しているので、M4カービンのコンパクト版にもかかわらず指でつまんで持ててしまうほど軽い。

 

バッファーチューブ下半分を外すとバッテリースペースが現れる。ミニSバッテリーサイズまで対応している。

 

 

ARES AMOEBA M4 CQB MASTER PDW

MP5K PDWを思わせるコンパクトカービン。

 

 

ハニーバジャーがモチーフのモデルが人気のARESが手掛けた、AMOEBAシリーズの最短モデル。シリーズ共通のメカとボディを持ちながらフロントにはMP5Kのバーチカ

ルフォアグリップを装備し、ハニーバジャー最大の特徴であったサイレンサーからブラストシールドに換装。今までモデルとはまったく異なったスタイルとなっている。また、エアガン初となるアームブレースが装備されているのも、この銃の特徴だ。

 

MP5Kタイプのバーチカルフォアグリップと二重構造のブラストシールドハイダーが付属。

 

専用モーターを搭載し極限までスリムになったストレートタイプのピストルグリップ。

 

EMG Sharps Bros Jack 7"

唯一無二のスカルレリーフが特徴のアメリカ生まれのコンパクトカービン。

 

 

この銃のアイコンとなっているレシーバーのスカルは、アメリカのShrpsBrosというメーカーが製造している「THE JACK」というレシーバーを再現したもの。内部にはARES製の「E.F.C.S.」バージョン2ギアボックスを採用し、キレのあるトリガーフィーリングを実現している。長さ7インチのM-LOKハンドガード、ARES製リトラクタブルストック、シュアファイアタイプのフラッシュハイダーを装備。インパクト重視で選ぶならコレだ。

 

この銃のアイコンである実銃を忠実に再現したマガジンハウジングのスカルレリーフ。

 

実銃同様の奇抜なスカルのレリーフはフィールドで目立つこと間違いなし。内部はARES製のギアボックスが導入されており、安定した実射性能が得られる。個性的なM4が欲しい方にお薦め。

 

【アームズマガジンウェブ編集部レビュー】

昨今、多くのサバイバルゲーマーがこのコンパクトカービンやPDWをチョイスする傾向にあるといえるだろう。扱い易さが魅力的なのはもちろんだが、選択肢の幅もご覧の通り幅広い。実用性に振るか、それとも個性に振るか。オーナーの好みを反映させやすいジャンルだというのも、人気がある理由の一つであろう。

 

 

まとめ:毛野ブースカ

編集部レビュー:アームズマガジンウェブ編集部

 

 


この記事は月刊アームズマガジン2019年12月号 P.40-53より抜粋・再編集したものです。

 

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