2019/08/13
ウエスタンアームズの新作ガバメント2モデルをレビュー!
WA「コルトガバメントMkⅣシリーズ70シルバー」製品レビュー
永遠の定番シリーズ70のシルバーモデル
登場から数回のモデルチェンジが行なわれ、もっとも美しいと言われるガバメントがMkIVシリーズ70だ。シリーズ80にモデルチェンジした後も市場の要望に応える形で復刻版のシリーズ70が発売されたほどだ。マグナブローバックではRタイプからラインアップに加わり、モデルチェンジごとに発売されるスタンダードモデルになっている。
そのシリーズ70に赤色のウッドグリップを付けた、ステンレスをイメージさせるマットシルバーの焼付塗装を施したモデルが再販された。心臓部にはS.C.W.ハイスペックVer.3を装備し、ハードなリコイルショックを味わえる1挺になっている。
マットフィニッシュのシルバーで焼付塗装が施されたスライドにはMkⅣシリーズ70の刻印が入れられている
パッカーウッド(積層強化木)グリップが標準装備されている。レッド系のカラーがシルバーに映える
ライフリングが再現された金属製アウターバレルやエッジの立ったリコイルスプリングガイドがガバメントらしい精悍なマズルフェイスを醸し出す
摩耗に強く質感に優れた金属製チャンバーカバーが付けられている。
DATA
- 全 長:216mm
- 全 高:140mm
- 全 幅:35mm
- 重 量:840g
- 装弾数:21発
- 価 格:¥35,000(7月下旬新発売)
WA「ボブチャウスペシャルVer.1.5ヴィンテージエディション」製品レビュー
鬼才ボブチャウが造った伝説の45オートを完全再現
1981年10月号のGun誌で突如紹介されたボブチャウスペシャルは日本中のガンマニアを騒然とさせたカスタムガンだ。ハンドメイドカスタムガンのため非常に手間が掛かるため、トイガンとして再現するには難易度が高く、永らく個人単位のカスタムやショップカスタムで少数ある程度であった。
そのボブチャウをウエスタンアームズはメーカーとしては初の量産化に成功。素材にカーボンブラックHW材を使用しポリッシュにブルーイング、ウェザリングなど他のモデルよりはるかに手間をかけた外観は実銃と寸分の狂いもない。ボブチャウスペシャルはフラッグシップモデルに相応しい1挺だ。
すべてのエッジがメルト加工されたのは携帯時に体に密着させても違和感をなくすための処理であり、ベルトクリップアダプターもインサイドで使用するアクセサリーだ
下地処理からブルーイングを施し、再度ポリッシュを行なってエッジ的にウェザリングをかけることでヴィンテージ感を再現している
アメリカのヘレッツに特注で製作させたマガジンキャッチリリースカット付きのグリップが付属する
ローマウントされたリアサイトもボブチャウ専用品。上下左右に調整でき実用性が高い
DATA
- 全 長:220mm
- 全 高:150mm
- 全 幅:37mm
- 重 量:900g
- 装弾数:21発
- 価 格:¥49,000(7月下旬新発売)
TEXT:アームズマガジン編集部
お問い合わせ先:WA渋谷店 TEL 03-3407-5922
この記事は月刊アームズマガジン2019年9月号 P.90より抜粋・再編集したものです。