2026/01/25
困った時のトラブルシューティング -パニックに陥らないためのトラブル原因と対処方法-
弾が出なくなる、命中精度が落ちる…しっかりエアガンをメンテナンスしていても、トラブルは突然やってくる。銃本体やパーツの破損、紛失などのトラブルだけではなく、誤操作やセッティングミスといった単純なことで起こることもある。トラブルが起きた時の対処方法を知っておけば、トラブルを未然に防ぐこともできる。ここではエアガンでありがちなトラブルと、その対処方法について解説しよう。
エアガン共通
「弾が出ない」「 作動しない」「 正確に作動しない」
原因と対処方法
1:バレルの中にBB弾が詰まっている
→クリーニングロッド等を使ってBB弾を取り出す
→精度のいいBB弾を使用する
2:ホップを強めにかけすぎている
→ホップを弱める
3:マガジン内にBB弾が詰まっている
→分解してBB弾を取り除く
4:マガジンがしっかり装填されていない
→マガジンを再装填する
→マガジンキャッチが破損していないか確認する
5:セーフティがかかっている
→セーフティを解除するか「セミ」もしくは「フル」にする
6:内部トラブル(パーツの脱落・破損)
→その日の使用を止め、修理の依頼もしくはオーバーホールする
電動ガンの場合
「弾が出ない」「 作動しない」「 正確に作動しない」
原因と対処方法
1:バッテリー切れ
→バッテリーを交換する
→バッテリーを充電する
2:バッテリーのプラスマイナスを逆に接続している
→バッテリーを正しく接続する
3:ヒューズが切れている
→ヒューズを交換する
→バッテリーの接続方向を確認する
4:連射マガジンのゼンマイがしっかり巻かれていない
→ゼンマイを巻く
5:セミオートで撃っていたらロックして撃てなくなってしまった
→通称「セミロック」という現象でフルオートに切り替えて撃ち直す
→トリガーを最後までしっかり引き切ってからトリガーから指を離す
6:メカボックスから電子音がする
→電子トリガーシステム搭載の電動ガンの場合、バッテリーの電圧が規定値を
下回った場合、警告音が鳴るものが多い。その場合バッテリーを交換する
7:セミオートや撃ちたいのにフルオートになってしまう
→セレクターレバーがオーバーランしている
→カットオフレバーなどの破損
→(特にAKシリーズの場合)セレクターレバーと同調するギアの組み込み不良
8:セミオートやフルオートで撃ちたいのにバーストになってしまう
→電子トリガーシステム搭載の電動ガンの場合、バーストモードに設定されて
しまっている。取扱説明書に従ってモードを切り替える
9:内部トラブル
→ギアやピストンの破損などのメカニカルトラブル
→コードの断線や電子回路の不具合など電気系トラブル
ガスガンの場合
「弾が出ない」「 作動しない」「 正確に作動しない」
原因と対処方法
1:ガスが注入されていない
→ガスを注入する
2:ガスが冷えている
→ポケットなどに入れて温める
→マガジンウォーマーなどを使って温める
3:初弾を送り込んでいない/コッキングしていない
→スライドやボルトを引いて弾をチャンバーに送り込む
4:スライドやボルトが閉鎖されていない(閉鎖不良)
→スライドやボルトを押し込む
→スライドやボルトをもう一度引いてコッキングする
→シリンダーとチャンバーの間にBB弾が挟まっている
5:内部トラブル
→ピストンカップやシリンダーバルブなどの破損
→シアやハンマー、トリガーなどの破損
→マガジンからのガス漏れ
エアコッキングガンの場合
「弾が出ない」「 作動しない」「 正確に作動しない」
原因と対処方法
1:コッキングされていない
→ボルト/スライドを引いてコッキングする
2:コッキング途中でボルト/スライドを戻してしまった
→しっかり最後までコッキングする
3:ボルトやスライドが戻っていない(閉鎖不良)
→シリンダーとチャンバーの間にBB弾が挟まっている
→ボルトやスライドをしっかり押し込む
4:内部トラブル
→シアやトリガー、ピストンなどの破損・摩耗
「BB弾の飛距離が伸びない」「 命中精度が悪い」
原因と対処方法
1:ホップのかけ方が弱い(もしくは強すぎる)
→適正なホップ状態にする
2:BB弾の精度が悪い
→精度の高いBB弾を使用する
3:重いBB弾を使っている
→ホップを強める
→(固定ホップアップの場合)重量の軽いBB弾を使う
→(対象年齢10歳以上用エアガンの場合)0.12g弾を使う
4:軽いBB弾を使っている
→ホップを弱める
→重いBB弾を使う
5:インナーバレルの中に異物がある(もしくは汚れている)
→クリーニングロッドで掃除する
6:チャンバー内にオイルが付着している
→クリーニングロッドで掃除する
→油分がなくなるまで撃つ
7:サイトなどのパーツが緩んでいる(もしくは壊れている)
→工具を使って締め直す
→パーツを交換する
8:光学機器がしっかりマウントされていない
→分解して再度セットアップする
9:照準がズレている
→サイトやスコープ、ドットサイトを調整する、もしくは交換する
10:サイティングミス
→正しいサイティング方法を習得する
11:内部トラブル
→その日の使用を止め、メーカーやショップに修理を依頼する
TEXT:アームズマガジン編集部
この記事は月刊アームズマガジン2026年1月号に掲載されたものです。
※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

