2026/01/02
陸海空ねこの自衛隊日記 第7回『じえねこ、「自衛隊の学校」を探検!?』【01】
自衛隊をネコの目線から取材!
ある日、とある防衛施設に3匹の猫が迷い込み、そこで面倒をみてもらうことになりました。それぞれ「りくお」「うみすけ」「そらた」と名付けられた猫たち。お守り役の陸上自衛官「陸辺 周彌」海上自衛官「海瀬 旭傳」航空自衛官「空本 祐宇」を振り回しながら、お気に入りの装備品や手拭いを身に付け、今日も元気に施設を駆け回る日々を過ごしています。
そんなお気に入りのそれぞれのアイテムを身に着けた「じえねこ」が、今回アームズマガジンの「ねこライター」に就任!
ねこライター目線での自衛隊に関するレポートをお楽しみください!
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りくお
66式鉄帽がお気に入りの少し丸めなねこライター。真面目な性格。陸上自衛隊を担当
うみすけ
水兵帽(猫サイズ)がお気に入りのもふもふなねこライター。マイペースな性格。海上自衛隊を担当
そらた
鷲の目型航空眼鏡(猫サイズ)がお気に入りの長身細身なねこライター。考えるより先に手が出る。航空自衛隊を担当
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アームズマガジン読者の皆様、こんにちは! じえねこの「りくお」「うみすけ」「そらた」と言います! これからぼくたちが「ねこライター」として自衛隊について、ねこ目線でお伝えしていきますのでよろしくおねがいします!
第7回 Part.1
じえねこ、「自衛隊の学校」を探検!?
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早速ですが、今回は陸上自衛隊小平駐屯地の小平学校に取材です!
ついに小平学校の取材だね!
小平駐屯地の中で働く人たちはご紹介したけど、小平学校は紹介してなかったね!
ぼくたちが小平駐屯地で取材した記事はこちらです!
陸海空ねこの自衛隊日記
第5回「自衛隊の学校長の感動と爆笑のロングインタビュー!?」
【01】
https://armsweb.jp/report/5947.html
【02】
https://armsweb.jp/report/5948.html
【03】
https://armsweb.jp/report/5949.html
【04】
https://armsweb.jp/report/5950.html
第6回『自衛隊ねこ、「自衛隊のレアキャラ」に遭遇!?』
【01】
https://armsweb.jp/report/6019.html
【02】
https://armsweb.jp/report/6020.html
【03】
https://armsweb.jp/report/6021.html
陸上自衛隊小平学校は、小平駐屯地に所在する防衛大臣直轄機関である学校のひとつです。西武多摩湖線の一橋学園駅から徒歩5分の場所にある陸上自衛隊小平駐屯地は、武蔵野の面影を残す学園都市である小平市の南側に位置しています。小平駐屯地は、旧陸軍経理学校跡地に1954年(昭和29年)に開設されました。2001年(平成13年)には小平学校が新編、2018年(平成30年)に改編されて現在の小平学校になりました。なかなか見ることができない小平学校の中をご紹介していきます!
小平学校の校風
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正門から中に入ると、本部庁舎が見えますが、その手前のところに看板があります。そこには、小平学校の校風である「国の安危を儋う(になう)べき身たるの修養」と書かれているけど、この意味はね・・・
これはね、『小平学校で勤務する学校職員及び学生は、学校の理念を自覚するとともに、常に疑問を持ち、問題点を解決するため各人の能力を最大限発揮し創造力を働かせ、与えられた任務を分析して必ず達成すべき目標を達成し、任務を完遂せよ。この際、自己に与えられた可能性に挑戦する勇気を持って、可能な限り達成することが望ましい目標を追求せよ。』という意味だよ!
おーすげーよくわかったね!
学校から頂いた資料に書いていたでしょ・・・
そうそう、カンペは大事です!
ふたりは、この標語の意味をちゃんと理解しておいた方が良いと思うよ・・・
ロゴマークと校章
小平駐屯地と小平学校にはロゴマークと校章がありますが、それぞれのデザインには意味があります。
陸上自衛隊小平学校校章に描かれた5枚の銀杏の葉は、5個の教育部を表現しています。
学校への転入(入校)直後の新鮮な状態を緑色で、勤務(教育)を通じて能力を向上していく様子を徐々に黄色に色づく変化で表わし、転出(卒業)後の、更に情熱を燃やし成熟していく姿を赤色で表現しています。
陸上自衛隊小平駐屯地ロゴマークは、『小平』の文字をメインに、地域の特徴として、周りに山のない蒼天にたなびく国旗と玉川上水の流れを背景とし、小平市の象徴として指定されている木(ケヤキ)花(ツツジ)鳥(コゲラ)を取り入れ市民に親しまれ、愛される、地域とともにある小平駐屯地をイメージして作成されたものです。
どちらもかっこいい!
絵の意味を知るとさらに興味が持てるね!
こういうロゴマークがあると親しみを感じるし、ロゴマークを付けたグッズもあるから身近に自衛隊を感じられるよね。
小平学校の校歌
小平学校は、学校なのでちゃんと校歌があります。そして、そこには深い意味があるので、それをご紹介します!
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これが小平学校の校歌です。歌詞が4番までありますが、それが『春夏秋冬』を表しています。
1番は『青春(せいしゅん)』です。
春ですね、ここでは小平学校に転入(入校)し、勤務(修学)に臨む喜びを謳います。
2番は『朱夏(しゅか)』です。
夏ですね、ここでは小平学校が部隊を支える職種・職域の学校であり実学の府であることを謳います。
3番は『白秋(はくしゅう)』です。
秋ですね、陸軍経理学校の歴史と伝統を受け継ぎ、鍛錬こそが重要であることを謳います。
4番は『玄冬(げんとう)』です。
冬ですね、小平学校を転出(卒業)し、次の勤務場所へはばたいていく様子を謳います。
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おお~!
学校で過ごした春夏秋冬って季節ごとに思い出があるけど、成長と重ねている歌詞が素敵だね!
この校歌を想いながら生徒の皆さんは、小平学校で学業に励むのだね!
次は、小平学校の歴史を紹介するね。
陸上自衛隊小平駐屯地の沿革
小平学校は、1952年(昭和27年)1月久里浜駐屯地(横須賀市)に警察予備隊総隊学校第5部として誕生したのが始まりです。1952年(昭和27年)に保安隊が発足されたことに伴い、保安隊業務学校となり、小平へ移駐しました。1954年(昭和29年)に自衛隊が発足されたことで、陸上自衛隊業務学校に変わりました。同年9月には、情報教育が調査学校(小平)、輸送教育が輸送学校(立川)、補給教育が需品学校(松戸)として分離した後は、一時、越中島(江東区)に移駐しました。1960年(昭和35年)に業務学校、調査学校が再び小平に移駐して、2001年(平成13年)に両学校が統合しました。歴史ある組織のひとつであり、国防を担う人たちの学びの場所になっているね。
小平学校では何を学ぶのか気になるなぁ。
そうだね、どういう人たちが学んでいるのかも気になる。
次は、小平学校で学ぶ人と学ぶことを紹介していくね。
陸上自衛隊の学校
小平学校は、自衛隊の任務遂行の基礎となる警務・会計・人事・法務・システム等の実務全般にわたる幅広い教育を担任する陸上自衛隊の教育機関です。小平学校で小平学校で受講する学生は、20代から50代の陸海空の自衛官及び事務官だよ。
20代から50代までって、学校だけど年齢の幅が広いのだね。
陸上自衛隊だけじゃなく海上自衛隊や航空自衛隊の隊員や事務官も学生として授業を受講に来るのかぁ!
小平学校は、海上自衛隊や航空自衛隊、事務官・技官も含めた自衛隊員にとって『実学の府』になっているね。小平学校で学べる課程の一部を、授業をのぞき見しながら紹介します!
のぞき見って・・・楽しそう!
ちゃんと授業を受けているかチェックだね!
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じえねこたちは、校舎で行われている授業を覗き見・・・ではなく、ちゃんと許可を頂いて静かに見学させていただいた。
警務課程
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警務課程は、犯罪捜査、要人警護、交通統制、規律違反の防止など自衛隊の秩序維持を行う警務官を養成するためにあります。
警務隊は、防衛大臣の直轄部隊として各自衛隊にあってそれぞれが任務を行っているのだね。
女性自衛官も他の職種と同様に警務官として勤務しているのかぁ、女性の活躍の場が広いのも自衛隊ならではだね。
会計課程
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会計課程では、隊員の給与の支払いや部隊の必要とする物資の調達等の会計業務を行うための知識を勉強します。会計業務を行う会計科部隊は、日々会計業務を行いつつも自衛官として野外訓練を行っています。
自衛隊内外のお金に関わる会計科部隊に必要な課程だから、分厚い資料に専門用語がいっぱいだし、それを理解して数字に強くないとダメなのだろうなぁ。
数字がいっぱい並んでいるのを見たら頭が痛くなってきた・・・ぼくも勉強を頑張らなきゃぁ。
人事課程
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人事課程では、毎年多くの幹部や陸曹入校者に対して、補職・懲戒・昇任・昇給などの人事業務に関する教育が行われます。
人事は、人事制度や法規等を理解した正確な業務と、公正で謙虚な態度が求められるんだって。
人事って、隊員及び隊員家族の人生に影響を及ぼすものばかりで、とっても重要だから間違いが許されないなぁ。
たくさん勉強して、人事業務の根拠となる規則、権限、尺度などを身につけることが大事だね。
システム運用課程
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システム運用課程では、陸上自衛隊の各部隊が使用するコンピュータシステムを活用し、指揮官等を補佐する隊員を育成していて、コンピュータの操作要領等、運用に必要な技術と知識を修得します。
現代では、コンピュータは絶対必要だし、活用するためには技術や知識が必要だから、そのための勉強をする課程なのだね。
コンピュータシステムの技術は日々進化しているからそれに対応するための勉強はたいへんそうだけど、やりがいもありそうだね!
色々な教室を見て回ったけど、先生が授業をしてみんなが聞いているのは、僕たちの知っている学校と同じだったね。
受講生全員が、真剣に専門課程の授業を受けていたね。
その他にも、情報学校が2018年(平成30年)3月に富士駐屯地と小平駐屯地に新編されたし、語学教育(英語、ロシア語、中国語、韓国語)等を担任する第2教育部が、小平駐屯地に所在しているよ。
語学って国語ってことだよね?
国語に算数・・・学校みたいだね!
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・・・ここは、学校だよ。
…次回へ続く
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