2019/06/24
Little Armory M9&M93Rタイプを作ろう!
1/12銃火器プラキット「リトルアーモリー」に、待望の米軍制式拳銃M9とベレッタM93マシンピストルがラインアップした。今回の作例ではM9とM93Rのウッドグリップの表現にチャレンジしてみたので、ご覧いただきたい。
M9&M93Rタイプ
- 発売元/トミーテック
- 価格/ ¥1,400
※「figma 照安鞠亜/椎名六花」「シューティングレンジA」は別売です。
銃口に持ち手を付ける
下地処理や塗装の際、持ち手があった方が便利。今回はピンバイスで銃口部を開口し、真鍮線を挿して持ち手にした。銃口部のディテールアップにもなる
本体各部のパーティングラインをヤスリで消していく。トリガーガード内側の処理には丸棒やすりがあると便利だ。削り過ぎに注意
ウッドグリップの塗装
木製グリップはサンドカラー系(作例ではイエローFS33531 イスラエル砂漠迷彩色を使用)で下地を塗り、黒で適当に木目模様を描く
ガイアカラークリアーブラウン+Mr.クリアーレッドで上塗りする。ツヤを抑えたい場合は最後にツヤ消しコートで調整しよう
M9 PISTOL
長年米軍制式拳銃の座を占めてきたベレッタM9がついにリトルアーモリーに。キットはハンマーコック状態やホールドオープン状態も再現。作例では別パーツの樹脂グリップをツヤ消しコートのみとし、プラの質感を活かした
ウッドグリップでカスタマイズされたM92Fも作ってみた。作例ではM9、M93R共に本体をタミヤラッカーのダークアイアン、レバー類をMr.カラーのダークアイアンで塗り分け、微妙な色の違いを利用してコントラストを付けた
M93R MACHINE PISTOL
要人警護や特殊部隊向けのマシンピストルM93R。キットはホールドオープン状態、ハンマーコック状態、ストック展開状態を再現する
M93Rは標準でウッドグリップが付くので、こちらの方がおなじみだろう。こんな小さなサイズながら、M9とM93Rとの違いをはっきり判別できるほどしっかりディテールが作り込まれているのがすばらしい
M9 BAYONET
キットには米軍のM9銃剣も付属するので、同時期発売のM4A1タイプ2.0とぜひ組み合わせたい。作例ではシース部をフラットブラック、ブレード部はダークアイアン、刃先はシルバーで塗り分けている
キット内容一式。M9とM93Rの予備マガジンも2本ずつ付属する
製作・文/國谷忠伸
(c)TOMYTEC
この記事は月刊アームズマガジン2019年7月号 P.146~147より抜粋・再編集したものです。