エアガン

2019/06/07

WA「コルトMkIVシリーズ80ワイルドホークカスタム」製品レビュー

 

フィナーレを迎えた刑事ドラマに登場するガバメントカスタムを再現

 

 

WA「コルトMkIVシリーズ80ワイルドホークカスタム」製品レビュー

 

 

●ガンマニアにも支持されたアクションドラマ

 

 『あぶない刑事』は「あぶデカ」の愛称で30年にわたりシリーズ化され、TV放送の枠を超えて映画にまで拡大した刑事ドラマだ。
 この作品で舘ひろしが演じる鷹山刑事はTVシリーズではS&Wのリボルバーを使用していたが、映画4作目からはコルトガバメントを使用。プロップガンを担当したBIGSHOTが作った独特のダンディなカスタムが施されたガバメントは「タカ・カスタム」と呼ばれガンマニアの注目を浴びる。回を重ねるごとにシンプルになっていくタカ・カスタムの最後のベースガンは1980年半ばにコンバットエリートの前身モデルとして登場した希少なコンバットガバメントだった。

 

 

WA「コルトMkIVシリーズ80ワイルドホークカスタム」製品レビュー

ブラックメッキされたメダリオンがはめられたラバーグリップが標準装備されている

 

WA「コルトMkIVシリーズ80ワイルドホークカスタム」製品レビュー

ノーマルのシリーズ80と同様のリアサイトはプレーンなサイトだ。セレーションのエッジもたっており指にシッカリとくい込む

 

WA「コルトMkIVシリーズ80ワイルドホークカスタム」製品レビュー

金属製で丈夫なフロントサイトはターゲット用のパートリッジタイプをチョイス。スライドとフレームはリアルスチールフィニッシュ

 

WA「コルトMkIVシリーズ80ワイルドホークカスタム」製品レビュー

クラッシックな雰囲気を崩さず機能を向上させたロングスムーストリガーを装備。フィンガーカットやハイグリップ加工を切削するなど手の掛かった加工が惜しげもなく行なわれている

 

WA「コルトMkIVシリーズ80ワイルドホークカスタム」製品レビュー

スライド右側にはCOMBAT GOVERNMENT MODELの刻印が入り。エジェクションポートのローカットとリリーフカットも再現されている

 

WA「コルトMkIVシリーズ80ワイルドホークカスタム」製品レビュー

サイドポリッシュされたスパーハンマーにサムセーフティーやグリップセーフティーなどの金属パーツにもカスタムグレードの処理が施されている

 

 

●黒にこだわった大人のカスタム

 

 シリーズを通じてタカ・カスタムに共通していたのは、ラバーグリップとブラックにこだわったことだ。このワイルドホークカスタムもブラックに徹底的にこだわっており、カーボンブラックHW樹脂のスライドとフレームはブルーイング処理の後、WAファクトリーによる丹念なポリッシュで使い込まれたリアルスチールフィニッシュが施されている。ターゲットフロントサイトとロングトリガーはリアルガンと同様で、ノーマルにはないテーパーの付いたセレーションがセミカスタム感を上手く演出している。
 スタンダードの中でもMkIVシリーズ80は通が好むモデルだけに、こだわり抜いたタカ・カスタムはガバメントファンなら手に入れたい1挺だ。

 

 

WA「コルトMkIVシリーズ80ワイルドホークカスタム」製品レビュー

 

DATA

  • 全 長:200mm
  • 全 高:140mm
  • 全 幅:34mm
  • 重 量:900g
  • 装弾数:21発
  • 価 格:¥40,000(発売中)
  • お問い合わせ先:WA渋谷店
    TEL03-3407-5922

 

 

TEXT:IRON SIGHT

 

 


この記事は月刊アームズマガジン2019年7月号 P.73より抜粋・再編集したものです。

 

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