2025/05/31
あのMEUピストルの最初期型をトイガンで初再現「ウエスタンアームズ M45 MEUピストル ジェネレーション・ワン」
必要充分なカスタムが施され登場したMEUピストル
数多く存在するガバメントカスタムの中でMEUピストルは知名度の高さでは群を抜いている。アメリカ海兵隊のMEU(Marine expeditionary unit=海外遠征隊)のサブユニットMSPF(海事特殊目的部隊。現在はMSPFは廃止され代わりにMRFが組織されている)を中心に使われていたのが俗称「MEUピストル(制式名称M45 MEUSOC)」である。
1985年以降、アメリカ海兵隊の精密武器セクション(PWS)で製造されたMEUピストルは時期により大きくわけて4つのバリエーションが存在するという。今回ウエスタンアームズが再現したMEUピストルはトイガン初となる最初期型である。
一見するといわゆるアーリーモデルと同じようだが、最初期型の特徴はフレーム、スライドともコルトM1911A1のオリジナルもしくはそれに準じたスライドをベースに製造されていることだ。それにバーストバレル、ミレット製のデュアルクリンプサイト、アメリカ海兵隊基地内施設RTE(Rifle Team Equipment Repair Shop)で独自に製造されたリアサイト、キングス製アンビセーフティ、ヴィデキ製3ホールトリガー、MGW製リングハンマー、ウィルソンコンバット製ビーバーテイルグリップセーフティ、ストレートメインスプリングハウジング、パックマイヤー製ラップアラウンドラバーグリップが装着されている。これらのパーツはのちのMEUピストルにも継承されており、すでに最初期型でMEUピストルが完成されていることがわかる。










必要にして充分なカスタムが施されたMEUピストルは、ガバメントカスタムのあるべき姿のひとつといっても過言ではない。アメリカ海兵隊ファンはもちろんガバメント好きなら手に入れておきたい。
ウエスタンアームズ
M45 MEUピストル ジェネレーション・ワン
DATA
- 全長:220mm
- 全高:150mm
- 全幅:38mm
- 重量:896g
- 装弾数:23発
- 価格:¥49,500
- お問い合わせ先:WA渋谷店 TEL03-3407-5922
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2025年7月号に掲載されたものです。
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