2025/05/05
10.5インチバレルのCQBモデルにタンカラー仕様がラインアップ「KSC MASADA CQB TAN ガスブローバックガン」
次世代アサルトライフルに多大な影響を与えたMASADA
2000年代に入りM4カービンが急速に進化する中、多様な弾薬に対応できるマルチキャリバーデザインの次世代アサルトライフルが登場する。その急先鋒が2007年のショットショーでMAGPULが発表したMASADAである。モジュラー構造のレシーバーにアンビコントロールレバー、マルチフォールディングストック、工具不要でバレルが交換できるシステムが採用されるなど、当時としては画期的なアサルトライフルだった。
MASADAと相前後するかたちでFNのSCARも誕生しており、次世代アサルトライフルへの期待が高まった時期でもあった。コンセプトモデルであったMASADAは製造権を得たブッシュマスターとレミントンによってACR(アダプティブ・コンバット・ライフル)という名称で市販された。MASADAはその後に登場するアサルトライフルに多大な影響を与えた。







PTSとの正式契約によりガスブローバックガン化
KSCはこのMASADAの10.5インチショートバレルのタンカラーバージョンをPTSとの正式契約によりガスブローバックガン化。MASADAのイメージカラーといえるタンカラーは実銃と同じく樹脂成型色で再現。MASADAの特徴であるアンビコントロールレバー、マルチフォールディングストックはライブで作動。モジュラー構造のレシーバーは実銃同様に分解・組立ができ、バレルも実銃と同じプロセスでワンタッチで着脱できる。







ブローバックエンジンはシステム7TWOが採用されボルトキャリアには摩擦低減ローラーを装備。キレのあるハードなブローバックアクションが体感できる。オフィシャルライセンスドモデルらしい完成度を誇るこのモデル。MASADAならではの魅力が存分に味わえる。
KSC
MASADA CQB TAN ガスブローバックガン
DATA
- 全長:572mm/742mm(ストック展開時)
- 全高:280mm
- 全幅:53mm
- 重量:3,440g
- 装弾数:38発
- 価格:¥68,200
- お問い合わせ先:KSC
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2025年6月号に掲載されたものです。
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