2025/04/27
B&TのAPC556 PDWをモチーフにしたガスブローバックガン「MARUYAMA ISO556ガスブローバックガンJP ver.ブラック」
B&TのAPC556 PDWをモチーフにしたガスブローバックガンが登場
B&Tといえばサイレンサーが有名だが、近年は銃器メーカーとしての存在感も高めている。その象徴的存在がアメリカ陸軍のSCW(サブ・コンパクト・ウェポン)プログラムに提出され、SIGMPXやH&K MP5などのライバルを抑えて短機関銃としては約77年ぶりに制式採用されたB&TのAPC9-K(APC9-K PRO)である。台湾の新興エアガンブランドであるMARUYAMA Co.がガスブローバックガンで再現したISO556は、このAPC9の5.45mm×45弾仕様のAPC556のPDWバージョンをモチーフにしている。



APC556はAPC9をもとに開発されたAPC(アドバンスド・ポリス・カービン)システムのバリエーションのひとつで、拳銃弾を使用するAPC9を筆頭に5.45mm×45弾/ .223レミントン弾仕様のAPC556 / APC223、.300ブラックアウト弾仕様のAPC300、7.62mm×51弾仕様のAPC308がラインアップされ、口径や作動方式以外の操作方法は共通。ヘッケラー&コックのMP5 / G3シリーズのようなモジュラリティを持つシステムとして世界各国の軍・法執行機関から注目を集めている。









このモデルはスクエアフォルムのアルミ製アッパーレシーバーに10.3インチのSBRサイズのバレル、M-LOKハンドガード、MBTフォールディングストックが組み合わされている。コントロールレバー類は実銃同様アンビタイプ。内部メカはVFCのガスブローバックガンM4 / M16系のメカニズムが踏襲され、軽量で耐久性のあるアルミ製ボルトキャリアと効率のよいマガジンによるスピーディーで小気味よいブローバックが体感できる。外観、撃ち応えともに最新のアサルトライフルに相応しい出来栄えだ。
MARUYAMA
ISO556 ガスブローバックガンJP ver.ブラック(刻印プレート付き)
DATA
- 全長:535mm/700~774mm(ストック伸長・展開時)
- 重量:2,560g
- 装弾数:30発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ
- e-mail:sales@kinwa-co.jp
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TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2025年6月号に掲載されたものです。
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