GATE ASTERを標準装備した“GAME MASTER SERIES”第1弾が登場

 

　現在では当たり前になりつつある電動ガンの電子式制御化。一般的な電動ガンは物理的なスイッチと機械式制御（カットオフ方式）によって作動をコントロールしている。それに対して電子式制御化は作動をコンピューターによってコントロールしている。電子制御化の波はカスタムショップからはじまり、トイガンメーカーではG&Gアーマメントが2010年代前半から他社に先駆けてETUとMOSFETを採用した。すでに登場から15年近く経過しており、安定した性能と耐久性からユーザーからの評価は高く、電動ガンの電子制御化においては一歩先んじている感がある。そんな同社が「GAME MASTER SERIES（GMS）」と題してGATEの光学式電子トリガーシステム「ASTER」を搭載した電動ガンをリリースした。

 

 

　GATEのASTERは他社製電動ガンにも採用されるなど最先端の光学式トリガーシステムである。プリコッキングやファイアモードの切り替え、250段階の感度設定を持つ光学トリガーセンサーの採用、バッテリー逆接続に対する保護機能、さらにスマートフォンの専用アプリを介して設定を構成するオプションも用意されている。銃本体はオーソドックスなARスタイルのメタル製アッパー／ロアレシーバーにメタル製M-LOKハンドガードのコンビネーション。さらに新型のフリップアップサイト、GOS-V15ストック、G2ギアボックス、イフリート25Kモーターロングアクシスオレンジ、装弾数30発のシースルーマガジンが採用されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　実射するとセミオートのキレとレスポンスのよさに圧倒される。もちろんより自分好みのトリガーフィーリングとファイアモードにセッティングできる。長さ9インチのハンドガードに加えて重量バランスも良好で取り回しやすい。まさに「GMS」の名に相応しい実射フィーリングが体感できる。電動ガンの電子式制御化を得意とする両社がコラボレートしたこのモデルは、今後の電動ガンの在り方を示す1挺になるだろう。

 

 

 

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G&Gアーマメント
TR16 GMS MK1 9” 電動ガン

 

DATA

• 全長：755mm
• 重量：2,720g
• 装弾数：30発
• 価格：￥69,080
• お問い合わせ先：G&G JAPAN

 

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この記事は月刊アームズマガジン2025年5月号に掲載されたものです。

 

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