「第58回 静岡ホビーショー」取材レポート

令和最初となる静岡ホビーショーが5月8日(水)~5月12日(日)の日程で開幕した。静岡ホビーショーでは東京マルイの上半期の新製品が展示される。かつては会場に行かないと新製品の正体はわからなかったが、近年は開催が近づくとHP上で新製品をチラ見せするティーザー広告がアップされることから、SNSなどでは予想合戦が繰り広げられる。今年は3機種がチラ見された。それでは、東京マルイの新製品を一気にご紹介しよう。

 

 

昨年発売されて話題を呼んだ89式5.56mm小銃ガスブローバックガンのバリエーションとして折曲銃床型(左方セレクター対応型)が発表された。折りたたんだ際に左方セレクターに干渉しないようにチークピース左側がカットされた最新タイプのストックを再現。新規製作のロアレシーバー、20連ショートマガジンが付属する。価格は¥64,800、2019年夏頃発売予定。

 

 

2018年11月に開催された「東京マルイFASTIVAL 5th inベルサール秋葉原」で発表され、今回作動可能なサンプルが展示されたガスブローバックガンの新製品「V10ウルトラコンパクト」。ショートストローク化された直径15mmの大口径シリンダーや各部のフリクションロスを徹底的に低減したことから、コンパクトモデルとは思えないほどシャープでスピーディーなブローバックアクションを実現した。装弾数22発のメッキマガジンが付属(デトニクス以外のM45A1 CQBピストルなどのマガジンが共用可能)。価格未定・近日新発売。

 

FNX-45タクティカルのライバルであるHK45タクティカルにブラックモデルが加わる。使い勝手のいいアンビコントロールレバーやリアサイト、交換可能なバックストラップはそのままに、フレームとサイレンサーがブラックとなったことでより精悍なイメージとなった。価格は予価¥19,800、近日新発売。

 

本誌でも何度かレポートしているガスブローバックガンFNX-45タクティカル。現代のタクティカルハンドガンに求められる要素がすべて盛り込まれている。もちろんエアガンでもその特徴が忠実に再現されている。価格は¥17,800、近日発売予定。

 

発売が待ち遠しい「ライトニングホーク.50AE 10インチ」。今回は外箱と、付属品である劇中と同様の.50AE弾のカートリッジボックスが公開された。今までにないプレミアムな内容に期待が一気に高まる。価格は¥42,800、近日新発売(完全限定品)。

 

発表以来、東京マルイ初のLMG電動ガンとして話題を呼んでいる次世代電動ガンMk46 Mod.0。価格、発売日は未定だが、グリップやストックなどが量産に近いパーツとなっており、徐々に完成への近づいている。

 

東京マルイのオリジナルデザインのM4カスタム「MTR16」のバリエーションとして参考出品された「MTR16ゴールドマッチ」。アウターバレル、ボルトキャリア、トリガーがゴールド仕上げとなっている。

 

『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』小説最新Ⅸ巻表紙で主人公レンとともに描かれているピンクのハンドガン「Vopal Bunny(ヴォーパル・バニー)」の彩色見本が展示された。ベースガンはデトニクス。2019年秋発売予定。

(C)2017 時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス GGO Project

 

アームズマガジンのYouTubeチャンネルで突然始まった「ブーちゃん!コレ!どげんして使うと?」第1回で紹介したクラウンモデルの「スパークリングエアガン・コルトパイソン.357マグナム6インチ」。価格が¥4,980に決まり、新人ハラノもゴキゲン。

 

静岡ホビーショーは往復の食事も重要なミッションとなっている。まず往路は新東名高速のNEOPASA駿河湾沼津下りにある「ドライバーズ・スポット天神屋」の静岡おでん3本と悪魔のおにぎりをチョイス。これで480円なり。

 

そして復路は東名高速道路・静岡インター近くにある「さわやか」のげんこつハンバーグをチョイス。静岡に来たならこれを食べて帰りたい。「さわやか」と聞くと待ち時間が猛烈に長いイメージがあるが、この店舗は平日の14時近くなら行列することはめったにない。

 

第58回静岡ホビーショーの詳細は、月刊アームズマガジン2019年7月号に掲載予定だ。

 

TEXT:毛野ブースカ

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